自宅の固定電話に時々非通知の電話がかかってきます。以前はあまり気にせず受話器を取っていましたが、ほぼ売り込みの電話なので、今は、即、留守番電話に切り替わるようにセットしています。親戚のおじの一人も非通知でかけてきますが、留守番電話に要件を吹き込んでくれるので問題はありません。

 もう一つ0120でかかってくるものもありますが、これも出ないことにしています。

これは、自営で事務所をやっている友人から忠告を受けて以来の習慣になっています。

非通知は売り込みはもちろん、特殊な団体などほぼ出なくてもいいようなものばかりだというのです。ただ、大きな会社からのものはシステムの都合によるのか、非通知が多いとのことでした。それでも留守設定にしておけば、担当者が要件を残してくれるので不都合はないと聞いたからでした。

 

 

 システムの都合で非通知になる電話はべつとして、自分の正体を明かさず電話をかけてくる人はどういう人間か、どのような用件なのか考えれば、必ず電話口に出る必要は少ないと思います。叔父のように、何かの拍子に設定してしまって、解除の方法がわからず、ずっとそのままという人もいるかもしれません。

 

 もう一つは番号が表示されるけれどもしつこい勧誘の電話です。これは投資話でかかってくるケースが多いように思います。きっと入社したての若い社員が、監督役の上司の前で電話をかけさせられているのに違いない。などと、受話器の向こう側の状況を勝手に想像すると気の毒にもなりますが、そうそう付き合ってもいられません。一度しつこい電話勧誘のあった番号は、グループ分けをして、着信メロディ音を変え、その着信音の時は切れるまで、電話に出ないようにしています。

 

 今のところ迷惑電話類似のものはこの程度なので、着信拒否の設定をしたものはありません。便利な機能がいろいろ出てくると、それに悩ませられることも増えてきます。少し劣化した頭にはつらいことです。

と思っていたら、「振り込め詐欺対策強化機能」付の電話機に似たような機能がありました。この機能は、設定なしで使えるようです。

 

 「迷惑電話フィルタサービス」に対応。このサービスは、警察や自治体から提供を受けた迷惑電話番号情報などを使って、初めてかかってくる振り込め詐欺や悪質なセールスを、自動で着信拒否し、着信音も鳴らないのだそうです。

「非通知お断り」機能。相手に名前を名乗るようにメッセージを流して電話を切ります。

なるほど世の中には同じことを考える人がいるもの。今度電話機を変える時にはこのタイプのものにします。