普段建築士らしいブログを書かない建築士、木なりの花です。

先日、「木なり」の読み方は?と…
「きなり」ですひらめき電球
木なり設計に勤めているので、「木なりの」で、
名前に「花」がつくので、合わせて
「木なりの花」にしました。
名前って難しいですねあせる
せっかくなら、もっとオシャレな名にすれば良かった(^^;;

さて、脱線いたしましたが間取りの話です。
とりあえず基本から…ということで、
よくある分譲住宅間取の作り方。笑
敷地100平米くらいで、延べ床面積28~30坪。
敷地の条件は、下記とします。

photo:01


北道路、前面道路幅⒋3m。
敷地間口8m×12m=96平米
第1種低層住居専用地域で
建ぺい率50%
容積率100%

確認事項は、
道路が北側なので、玄関が北になること。
車一台停めたいこと。
ファミリー層を想定し4LDK。

計算に入ります!
間口8mから、両脇は必ず60cmづつ開けるので、
8000-(600×2)=6800
※mmで考えてます。
6800÷1820=⒊7…
ということは、⒊5間は入ります。
photo:02



敷地の96平米×建ぺい率50%=48平米
48平米÷⒊3124=1⒋491035
※⒊3124は1坪の面積です。
建ぺい率から、1⒋5坪弱は建てられることになります。
1⒋5坪÷⒊5坪=⒋14285坪
というと、以上の式から⒊5坪×4坪の真四角の家が建てられることに。
photo:03


そして、こうみると…わかります?
庭半分ってならず…
車を道路と平行にと仮定すると、
庭の奥行、なんと⒈7m!

車を縦いれしても、
それ程大きくは変わりません。
北道路なので、夏はまあまあ日がさすでしょうが、
冬は…(^^;;
車がコンパクトです。とかテクニックあるんで。
という方は3mもいらないかも知れません。
最小寸法は⒉5mくらいです。
でも、塀で道路際囲いたい!という場合には
そういった計画に応じて必要寸法が変わるので注意してくださいね。

こんな感じで、
敷地に対して実際の計算をしています。
で、仮定した14坪がどのくらいの広さか?というと…次回また計算しますよ!