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頑張ったね!ミミ~大型老犬の介護の記録~

2007年に19歳で亡くなった、大型犬ミミの介護記録です。近所の方々の力をお借りして、最後の最後まで頑張りました。あれから時間が経ってしまったので、少しずつ思いだしながら書いていこうと思います。

前にも書きましたが、保健所から戻ったミミはかなり衰弱し、足も弱くなって歩けなくなっていました。恐らく長い間、狭いところに閉じ込められていたからでしょう。


記録ノートより

7/24
「不安で涙が出っぱなし。タオルでさすってやると、安心して寝ます」

7/25
「ごはんをほぼ全部、元気よく食べました!夜中は辛そうだったけど、だいぶ元気になってきた!」

7/26
「朝、完食!9時、後ろ足を支えてあげたら、歩いた」

「11時、ミミが鳴く時はお水が飲めないことが多いので気を付けていて下さい!」

「夕方4時、大きな缶詰めを食べさせた!」

「夜9時半、ペットシーツを買ってきました。トイレットペーパーのあるところに、置いてあります。お尻に敷いてあげるといいかな?取り急ぎ!」

7/27
「朝5時、※穴にハマって鳴いていました。いつからハマっていたのかしら?とりあえず、ごはんを置きました。今はクタクタで寝ています。」

※穴というのは、ミミが元気だった頃、介護室の直ぐ傍の所(庭)に自分で掘ったものです。まるで防空壕のような穴で、よくそこに入っていました。

「2時半、缶詰め(大)を一個食べる。水も飲む。下を(床に敷いてあるシーツなど)換えておきました」

7/28
「8時、缶詰め食べる」

「午後一時、ミミ入院」


☆~☆~☆~☆

いつの間にか、衰弱していたミミが自力で動けるようになっていました。見に行くと、いる場所が変わっていることがしばしば。ただこの頃はまだ、実際に自力で立って歩いているところを誰も目撃していませんでした。どうやら、歩けるらしいねぇ…………と言った感じ。

ノートでは7月28日に入院と記録されています。入院させた記憶はあるのですが、きっかけが何だったのかは覚えていません。恐らく衰弱していたので、大事をとって…といった感じだったのでしょう。

記録にはないのですが恐らく、31日に退院したのだと思います。その間、わんちゃんの入院なのに、やたらと沢山の人々がお見舞いに来ていたらしく、先生が驚いてました(笑)

私たち姉妹、英さん、愛さん、ママさんとお店のお客さんたち、そして、ミミの飼い主さんのご家族……………
これだけの人数がそれぞれにバラバラと病院に行っていたのでしょうね(笑)ミミも落ち着かなかったかもしれませんね(^_^;)

この時既にミミは18歳だったと思います。大型犬にしてはビックリのご長寿さんです。素晴らしいと同時に、もうそれほど長くないことも覚悟しなければなりませんでした。

この先、最悪の場合は安楽死もせざるを得ないかも………………そんな話もしたと思います。ミミが辛くなってきたら…………。

もちろんこの時点ではまだ、希望しかありませんでした!少しでも自力で歩いているようならば、補助
してあげて散歩をさせよう!!!なるべく衰えさせないように!!!
そんな話し合いをしたのもこの頃です。

つづく