ボエーム公演を先週金曜に終え、翌朝ミラノに向け出発。

帰宅後、倒れ込んで気づく。

なんか吸い込んだかな?胸の奥になんかある。。咳しても出てくれない。なんだろ??

そのまま日曜になり、違和感は続く。。

翌朝も変わらないし、炎症している感覚は残るので、病院に行った。

『風邪の症状はないんですが、胸の奥の方が腫れている感覚があり苦しいです。。気管支炎(bronchite)かな?でも数日後に歌わないといけないのです、、、』

医者『それは気管支炎(bronchite)じゃなくて気管炎(trancheite)よ。まぁなんてこと、歌うの?歌うどころかしらばく喋らない方がいいのよ。あらまぁ、、、』

その日の朝歌ってみたら、普通に歌うと、雑音がすごくて汚かったのでやばいなぁとは思っていましたが、気管炎で歌うのは案の定難しいようです。病状を伝えた自分のマエストロたちも、『なんてことだ。。』と嘆いてたので、歌い手あるあるなんだなとわかりました。
初めての気管炎、、、、

しかも仕事前にかかるなんて、、、


私は、ギリギリまで沈黙し、治療し、金曜には復活したいと考えいましたが、
椿姫のVioletta ...ちょい役ではないし、それどころか難役。無理強いしてもなんとかなる役ではない。。そう企画者に言われ、降板することになりました。。

こんなことになって、迷惑かけてしまっているのに、電話口で最後まで私を励まそうとたくさんの言葉をかけてもらいました。不器用にも笑かそうとしてくれたり笑

私は嬉しくて、でも申し訳なくて、、、


体力つけなきゃほんとにダメだ。


歌えるだけじゃダメだ。体調が安定していることも大切だ!

治ったらトレーニングするぞ!!!


反省です。。

来月のガラコンサート巡業と、椿姫の公演にむけて、、体調を含め、立て直します!!