kinakoのひとりごと♡ in Thailand☆

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こんばんは。
今日は3月11日、忘れてはいけない日。もう12年、まだ12年。被災者の方々にとっては何年経っても何十年経っても忘れる事が出来ない日。被災者ではなくても、あの光景をテレビで目にして絶句。その後、これ日本じゃないでしょ???と言うのが私の率直な思いでした。
あの日、私は某宅配業社のシフトが入っていました。勤務時間は夕方からでしたので、それこそ東北へ送られるはずの荷物が続々とセンターへ戻ってきます。お一人お一人へ、東北へ荷物を送る事が出来ないので引き取りに来てほしいと言う旨を電話をして伝える業務に追われていました。
あるお宅へ電話をかけると、娘は大丈夫でしょうか?どんな状況なのでしょうか?電話が繋がらないんです!と電話口でお母様が泣きながら言っておられました。私は何も答える事ができません。ただ、私も受話器を持ったまま泣いていました。そして何とか声を振り絞って、今はとにかく無事を信じましょう。と言うのが精一杯。無責任な言葉だったのかもしれないと、その後思いました。でも、とにかく無事であってほしいと、私はその時思ったので。その後のあのご家族の事はわかりません。ただ、笑顔で再会を果たす事が出来ていたらそんな良い事はないと、心の底から思います。
災害は誰にも止められないし、規模もわからない。それがきた時、自分はどうなのかも予測が出来ません。私の地元は東海地方で幼い頃から来たる南海トラフ地震に向けて学生の時から学校で避難訓練を行ってきました。でも実際、巨大地震がきた時、どう行動出来るのかわかりません。なので、東北の方々の経験は無駄には出来ません。失う必要のなかった命がたくさん失われしまったこと、それが全てを教えてくれていると思います。
自分の命を大切に、周りの人達の事も思いやりを持って接する事、助け合う事がとても大事な精神だと思いました。
14時46分、市の放送と共に黙祷を捧げました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。心から。

おやすみなさい。