🌏2017年6月から2018年3月 バックパッカー&ボランティア旅🌏
成田国際空港からロンドン ヒースロー空港まで。
アエロフロートを利用し、モスクワ経由(トランジット18時間)で向かいます。
まずは成田から10時間ほどかけ、モスクワ シェレメーチエヴォ空港まで向かいます。
1番安かったアエロフロート。片道7万円弱でした。
初めての利用です。
ネットで口コミを調べてみると
「CAさんが怖い」
「CAさんが全員おばさん」
「パイロットが空軍あがりだから操縦がうまい」
「CAさんが太ってた」
「CAさんが不愛想」
ほぼCAさんに対する文句。
無事故で飛んでくれさえすれば、わたしはCAさんが太った不愛想なおばさんでも構いません。
そう思いながら機内に入ると、そこにはふくよかな中年CAさんがいました。
不愛想ではあったけど、それは日本人と比べたら。
私は特に嫌な気持ちにはなりませんでした。
真ん中の四列席の左端
となり二席が空席で、右端にサラリーマンらしき白人おじさんが座っていました。
品のいい、もの静かな感じの方で安心。
離陸後少し経ってシートベルトサインが消えると、おじさんがそわそわと辺りを見渡し始めました。
何かあったのかな、と思って見ていると、ちょうど横を通りかかった若いおねえさんCAを呼び止めます。
男性 「これ上の棚に入れたいんだけど、さっき開けようとしたら開かなくて。」
離陸前に手荷物を上の棚に入れようとしたけど、どうやら棚のふたが開かなかったようです。
CA 「開かない?」
おねえさん、すこし眉間にしわが寄ります。
小柄なおねえさんが少し背伸びをして棚に手をかけます。
CA 「あら、開かない。」
開かないようです。
ガチャガチャして強引に開けようとしても、どうしても棚は開かないようです。
するとおねえさん、おじさんの座席の肘かけに片足をかけます。
スカートの中が見えそう!
CA 「よいしょっ」
おねえさん、肘かけによじ登りました。
おじさんは笑うのをこらえているようです。
おねえさんは眉間のしわを深めながら棚をガチャガチャし続けます。
CA 「かしてっ」
どうやら棚が開いたようです。
男性から手荷物を奪い取ると、棚に押し込み、肘かけから軽快に飛び降りました。
男性 「ありがとう。」
CA 「どういたしまして。」
おねえさんは満足げに微笑み去っていきました。
機内食の時間です。
私はよく特別食を頼みます。
事前にネットから予約でき、ベジタリアンミール数種類・フルーツミール・低脂肪ミール・ハラールミールなどの宗教を考慮した機内食などが用意されています。
私は今回、コ―シャーミールを予約しました。
コ―シャーはユダヤ教徒用の食事で、ユダヤ教の教えに沿った食事内容になっています。
・豚肉
・ウサギ・ラクダ・イノシシ・昆虫・肉食動物
・イカ・タコ・甲殻類・貝類・ウナギ
・イナゴ・バッタ以外の昆虫
・血液
・乳製品と肉を一緒に食べること
・ユダヤ教上適切に屠殺・管理された肉
少し調べただけでも様々な掟があるようです。
コ―シャーミールの機内食は、こういったユダヤ教の掟に沿って調理され、祈りを捧げられ、特別な紙箱に密閉された状態で機内に運ばれます。
CAさんが私の席に機内食の入った箱を持って
「温めるために開封してもいいか」
と確認しに来てくれました。
厳格な掟に沿った食事なので、CAさんが勝手に開封するのではなく、
まず利用者に箱がしっかり封がされているか確認をしてもらい、開封してもらい、それからやっとCAさんは温めることができるそうです。
紙箱に貼られたシールをはがして蓋を開けると、中の小分けパック一つ一つもきちんとビニールで封がされていました。
CA 「あなたがコ―シャーミール頼んだの?間違えた?」
私 「違うんです、ごめんなさい。ただ食べてみたくて。」
CA 「ああ(笑) じゃあ2回目の食事は確認しに来なくてもいい?」
私 「はい、ごめんなさい。」
CA 「大丈夫。」
私はユダヤ教徒ではないです。
ユダヤ教徒は上記の掟以外にもなるべく添加物を食さないそうで、普段から添加物を避けている私はコ―シャーミールに興味を持ち今回初めて頼んでみました。
普段はフルーツミールを頼み、売店で買ったパンなどを持ち込んでいます。
温められた食事が運ばれてきました。
全体的に薄味で、優しい味でした。
~サーモンにトマトソースがかかったもの、ミックスベジタブル、別のミックスベジタブル、何かわからないもの、チョコケーキ、クラッカー、ゴマのお菓子~
2回目の食事
軽食です。
過度なサービスのない、全く悪い印象のないフライトでした。
次もまた使いたいです。
次回はモスクワでのトランジットについてです。

