結果 | 夢の途中~胃癌(食道胃接合部癌)ステージⅢb

夢の途中~胃癌(食道胃接合部癌)ステージⅢb

2016年7月に胃・食道接合部癌と診断され、8月に胃、胆嚢全摘出。悪夢は始まったばかり。
胃袋はないけれど、趣味は食べ歩きと料理。

定期健康診断の結果が届きました。
X線の検査に異常はなく、ただ、γGPTの値が基準値の倍という……
その項目について要再検査でした。

肝機能について異常が出たのは初めてだったし、そもそも健康診断でひっかかるようなことは、それまでほぼなかったのです。
10年前に胃に異常があり胃カメラで検査した時も、結局何もなかったし。

後日、改めて予約して内科を受診。
消化器内科がいっぱいだったので、総合診療科へ行くことになりました。
大学から来ている、非常勤の若い先生。

再度血液検査したが、やはり結果は同じだでした。先生の診断は、お酒飲むからそのせいだとのこと。しかし、飲むと言っても焼酎1合くらいだし……
量ではなく、毎日飲むのがいけない。週2回は休肝日作ってということで、診察は終わりました。

後に、癌を発見することになる、近くの消化器クリニックの先生は、なぜそのときCTや超音波などの検査をしなかったのだろう?と疑問を呈していました。
γGPTの数値は、飲酒の影響だけでなく、胆嚢や膵臓、肝臓に何か異常がある場合にも高くなるのだからと。

そのときの健康診断を受ける前、すでに食べ物を飲み込んだとき、食道~胃に違和感があったことを思い出しました。もし何かあれば、バリウム検査でひっかかるだろう、そしたら胃カメラやればいいだろうと考えていましたが、それについては所見なしだったので、特に気にしませんでした。

違和感…痛みもさほどではなく、すぐにおさまるし、胃が荒れているのだろうと思い、市販の胃薬を飲み続けてたのです。