長男 中2は自閉症スペクトラム障がい(グレーゾン)です。
6年生の時に非常識な担任に振り回されお友達関係も
色々あり大変でした。
中学校では支援学級でお世話になる事に決まりやっと学校での居場所が
見つかりました
アメンバー申請とその他のお知らせはコチラをお読みください
前回、息子の将来の目標が見つかったお話をしました。
それならば、私も可能な限り応援をしなきゃ
と大海原に航海を始めようとした矢先に・・・・・・のお話です
息子の中学校では夏休みに支援学級で勉強会があり参加しているのですが
今年は国語の補習授業(2日間)の連絡プリントも渡されました
場所は2年のクラスにて1時間と書かれていました。
1日目は昨日でした。
前夜から「2年のクラスでって書いてるねんけど他のクラスの子も来るんかなあ?」
あきらかに動揺しているので「補修やから来ても数人ちゃう?」
と安心させようとすれど、どんどん悪い方向に考え出したら止まらない息子
遂には「食欲がない」と言い出し、まとってるオーラがどんより
個人懇談の時に担任が「今のクラスの子達は去年の子達よりもすごく息子さんを
気にかけてくれて休み時間に支援学級まで様子を見に行ってくれてて
息子さんも恥ずかしそうですが嬉しそうに受け答えをしています」
って報告を受けました。
女子も支援学級まで声掛けをしに来てくれて、息子もまんざらではない
様子だと聞いて、もしかして普通級で過ごせる時間がもう少し増えるかなあ?
と思っていました。
補習だからいつものクラスの人数よりも少ないと思うので気楽に行けば
いいのになあって思うものの私が思う以上に、一歩踏み出せない
引っ掛かるものがあるんでしょうね。
「絶対に行きなさい」と強く言えず励ましながら自然に任せる事にしました。
私が寝る頃になって「お腹空いた」と言うので軽く食べさせた時に
「明日、何時に家を出たらいいのかメモ書いといて」
と言うので、
・何時何分に家を出る
・もしクラスに行くのが不安ならば職員室に行って担任の先生と一緒に
クラスに行ったらいい。
と書いたメモを制服に洗濯ばさみで挟んでおきました。
当日、旦那が休みだったので、仕事に出る前に何時になったら起こして
あげて欲しいと伝えて家を出ようとした直前に息子が起きてきたのですが
緊張と不安が大きすぎて過呼吸になっていました。
慌てて袋を渡し、ゆっくり吸って吐いてをさせながら「今日はもうやめておこう」
と安心させました。
しばらくして落ち着いていつもの息子に戻ったので旦那に任せて仕事に
出たのですが、補修であんな状況になっていたら普通クラスにも
戻れる訳ないし、息子の希望する進路にも進めないじゃん
私は前にも書いたと思いますが中学校3年間、いじめにあっていて学校が
苦痛でたまりませんでした。
親はイジメにあってる事、友達がいない事を知りつつも見て見ぬふりでした。
高校では、同じ思いをしたくない一心で必死で友達を作ったおかげで
とても楽しい学生生活を送れました。
私は友達を作る→楽しい学生生活を送れる!!
と未来を想像できたけど、今を生きるのが必死な息子には未来予想図が
描けないから、補修さえも行けない状況では志望校への進学は
無理があるんじゃない?というのが解りません。
ここで「そんな状態じゃ志望校に入れないよ」と言ってしまうのは
脅しで息子を深く傷つけてしまう事になる
どうしたもんなんだろう。
怠け心で行きたくないって言ってるんじゃなくて緊張と不安が強すぎて
体に症状が出てしまってる息子になんて声を掛けたらいいんだろう?
亀の一歩でもいいから前進させてあげられる魔法の言葉って?
結局、今日も国語の補修には出れていません。
昨日の今日で、「明日は行こう!!」なんて言えませんでした。