先日の12月3日、『自死者追悼法要』へ今年も参加しました。
厳かな、凛とした空気感のなかで、
雅楽の音色と、
多くの僧侶の方の唱和される読経に導かれて、旦那さんたちが降りてきてくれるような…
いつもそんな気がするのです。
雅楽の音色と、
多くの僧侶の方の唱和される読経に導かれて、旦那さんたちが降りてきてくれるような…
いつもそんな気がするのです。
だから、この法要は旦那さんに逢いに行くような感覚です。
この数ヶ月、非常に多忙に過ごしてきて、自分の心を見つめることはひとまず横へ置いて来ました。
そして自分のことよりも、息子たちのことを優先にしてきました。
そのせいか、今回の法要を迎えるにあたって大きな気持ちの揺さぶりはなく、とても静かな気持ちでいられました。
初めて参加したときはまだ半年だったころ…
ふわふわと頼りなく、込み上げてくる感情に揺さぶられて漂っていました。
それが、いまは読経の途中で眠気まで襲ってきて、ああ鼻炎の薬を飲まなきゃ良かったと後悔するほど…
麦の穂さん寝てたよねと、ちゃっかり見られてしまいました。
4度めの参加…防寒対策も完璧にできるようになって、ホコホコしたのもありますが、それなりの変化なのでしょうか。
でもこんな不遜なことで、申し訳ありません…
うとうとする間も旦那さんのことをずっと考えていました。
旦那さんも私たち家族のことを考えてくれているといいなと思います。
お話のなかで、
『仏様は私たちのことを、つらい気持ちやさまざまな気持ちをそのまま受け止めてくださいます』
というように教えてくださいました。
とても有り難いです。
この数ヶ月、どちらかというと旦那さんへの怒りの感情が多かった私のことも、受け止めてくれるでしょうか。
私の旦那さん、
同じ思いのお友達の旦那さん、
参加している方々のそれぞれの大切な方たちが、そっとそばへ寄り添って時間を過ごしてくれたと思います。
つらい思いをしたどの魂も、穏やかに安らかでありますように。
現実世界では呼ばれることのない旦那さんの実名…それを読み上げてもらって、清々しい思いがしました。
まるで、学校の参観日や卒業式で我が子が名前を呼ばれるみたいに…
確かにあなたはこの世界にいた
あなたはここに生きていた
大切にしたいことです。
一年ぶりに再会したブロ友さんから、
現実世界では呼ばれることのない旦那さんの実名…それを読み上げてもらって、清々しい思いがしました。
まるで、学校の参観日や卒業式で我が子が名前を呼ばれるみたいに…
確かにあなたはこの世界にいた
あなたはここに生きていた
大切にしたいことです。
一年ぶりに再会したブロ友さんから、
「ブログやめたの?」
と聞かれました。
いえ、やめた訳じゃなくて、いま忙しすぎて書く余裕がないの、と今の状況を伝えました。
このブログという場所は、あの底なしの暗闇から歩き出すときに私にとって必要なものでした。