魔界の夕焼けは飛んでいる蚊をパーン!した色Ⅱ

魔界の夕焼けは飛んでいる蚊をパーン!した色Ⅱ

ボクが開発したゲームの開発裏話をメインにしょーもないネタ話をだらーっとつぶやくブログです
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お待たせしました。お待たせ過ぎてしまったかもしれません...

って全裸監督か!w←2回やるとしつこいですか?

さてさて前回から1か月くらい空いたので覚えているか?

分かりませんけど続きが読みたい人は読みなされ

 

前回もお話したようにこのゲームの主な敵キャラはCGで作って

それをドット画に起こすっていう作画作業で作ってまして

作画スタッフは泣いてましたよね

主にCG担当のよっしーがですけどw

まあそんな大変な作業現場で例のSクン事件が起きたのですよ

詳細を知りたい方は過去のブログを見ろください

開発中のゲームのバグチェックでビデオ録画していたのですが

どこにいったのか見当たらないので取材を受けた雑誌の

画像で説明します

2ステージのラスボスマルチマックスキャディの元デザインが

下記のものでそれをCGに作ってさらにドット画に落としたのが

その下のものです

で、ビーチで股間アタックをしかけてくる変態......

もといマッチョメンが下のものです

ちなみにこの技は「お稲荷さんアタック」と呼んでました

もちろん変態仮面のオマージュです

このマッチョメンは最初からドット画で作画しました

つまりCGからドット画の敵キャラと最初からドット画の

敵キャラがいて画面がカオスなのに何か全体的に馴染んでいる

という不思議な画面でしたのさ

そもそも何でCGで作ったキャラをその後ドット画に落とす

なんて無駄な作画をしていたかと言うとエイコムで作っていた

シューディングゲームがその手法で作画していて、それを

大層お気に召した井上社長が

「ええかカナヤマくんCGで作った敵をドット画にするんや!

画期的やろ!カッコ良いやろ!」

と、また人の苦労も考えないで満面の笑顔で指示したという

そんなこんなで何とかロケテストの日を無事に向かえる事に

なったのですが果たしてその結果はいかに....

池袋ギーゴというゲーセンで行われたロケテストの初日の

インカムは無事に大台の1万超え!そこから日に日にインカムは

伸びていき最終日には1万6千まで行きました

その成績に沸き立つ製作スタッフ陣

思えばこの時がこのゲームの最大の華だったのかも?

しかし、この結果を良しとしなかった連中が姑息な事を

企んでいた事をボク達はだれも考えもしなかったのです

この続きは次の機会に