拘置所にいて、私のストレスの原因の1つは「仕事をしてない」ということです。
第2回公判後日、とある警務員さんが、私の部屋にやってきて
「求刑どーだった?」と話しかけてきてくれました。
私は、「7年ですけど、一応想定の範囲ですので特に何も…」と言いました。
その後、判決日の話や控訴などについて話したのち、私から
「拘置所と刑務所って何が違うんですか?」と聞いてみると、
「うーん、やっぱりここはユルいけど、刑務所はもう少し生活にメリハリがあるよ。」
「あとは、一番大きな違いは、仕事かな。刑務所には仕事があって金属加工とか木工、パソコン入力とかミシンがけ、色々な仕事があって、企業とかの下請けをやってるんだよ。」
と言われたとき、私は「仕事が出来る!」と思い、ニヤニヤしながらその話を聞いている自分に
「キモっ!キモっ!」(弱ペダの御堂筋くん風w)と自分をなじりました。
さて、私は以前、風俗を経営していた際、ケツ持ちとして、反社(ヤクザ)との付き合いがありました。
風俗をやっていた期間が7~8年と長かったこともあるかもしれませんが、私はもしその当時ケツ持ちをしてくれた人でなければ、ケツ持ちとあまり関わることはしなかったと思います。
そのケツ持ちの人をT氏とします。
そのT氏は、もう見た目からいかつくて、いかにも「ヤクザ」という感じの人でした。
ただ、本当に男気が強く、私に良く言っていたのは「最近は、ドロボウや詐欺みたいなヤクザばかりだから、面白くない」と。
そのT氏の話は、とても面白く刺激的で、今まで普通のカタギの生活をしていた自分には、何か異次元の人のように見えました。
そのときT氏から聞いた話を書きたいのですが、とても書ける内容ではないので。。。
そんなT氏、怒ると本当に怖いです(笑)
自分が怒られたわけではないのですが、一度T氏が怒っている姿を見たことがあって、本当にヤバかったです(笑)
私も、今まで、チンピラや輩と会ってきましたが、正直レベルとオーラが違います。。。
私は犯罪を起こしてしまったのは、決してT氏のせいではありません。
確かに先ほど書いたように、ケツ持ちがT氏でなかったら、私はT氏と関係を深くすることはなかったと思います。
ただ、自分の正義感や医師が弱かっただけです。
いままで普通の生活をしていた自分を貫き通すことが出来なかっただけです。
みなさんの周りにも反社の人はいるかと思いますが、自分に自信がない人は、あまり関わらない方がいいですね。
私のようになってしまいます。
今は、そのT氏もヤクザから足を洗って、カタギになっているそうです。
たぶん、T氏も今は、ルールを守ることの大切さや社会に入り込むことの存在感は感じていると思うので、私も同様に小さなルールを守ることの大切さを積み上げて更生していきたいと思います。
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