9月10日(月)13時から、関市のトギノンさんの会場をお借りし、ルベルインストラクターの『安藤直樹』先生をお招きして、
『サロンで使えるレイヤーボブスタイル!』と題して、カットとパーマの技術講習を行いました。
まず、技術講習に入る前、カットに関しては、
『10年から15年前、美容が全盛の頃、とにかくスキバサミを使いスキまくるという時代があり、今でも、そのようなカットをする
技術者がいます。仕上がりが、ペラペラ状態になり、見た目もバサバサになってしまう。あくまでも、不必要な所の量を減らす手段
であって、スキバサミは極力使わない様に。(全く、使わないという事ではありません。)』
パーマに関して、先生がルベルインストラクターという事もあり、ルベルの『プライアカール』という薬剤を使用しました。
一つの薬剤にチオ・シスの成分が含まれているのが特徴で、1剤の放置時間が短時間。
中間水洗をしっかりと行ない、2剤は2度付け。というのが、特徴です。
今月中に、『アドール』という新しい薬剤も出るそうです。
まだ使用していない会員の方は一度、試してみてはいかがでしょうか?
前半に、先生が人間モデルを使い、カット&パーマの施術をしながら、会員による質問等に答えて頂きました。
話にある様に、かなりスキが多く入ったモデルさんでしたが、後頭部の毛量が多い所だけスキバサミを使い、
あとは普通のハサミでスタイルを作って行きます。
パーマも巻き終え、仕上がってみると、モデルさんも大満足。柔らかいカールがついた『いい感じ!!』に仕上がりました。
後半は、会員が実際にカット&パーマの施術を行ないました。
最後に先生から、
『本日は、肩につく位の長さの設定で行ないましたが、皆さんのサロンに来て頂いているお客さんを思い出しながら、
施術を行なってください。お客様によって長い、短いがありますが、臨機応変に対応し、使えそうな施術は明日来店される
お客様に使って頂きたい』と言葉を頂き、約4時間の講習を終えました。
なお、この講習会には、静岡支局から5名、富山支局から1名のDHK会員の方にも参加していただきました。ありがとうございました。