こんにちは。


今日は写真管理ソフトのご案内です。

エプソンのプリンターに付いてくる「E-Photo」というソフトがあります。

このソフトはとてもよくできていますが、特定のプリンターからでしか印刷ができません。

今回はエプソン以外のプリンターから同じように印刷がしたいとのご要望でした。できればフリーソフトで。

以下条件です。


①取り込んだ写真がサムネイルで表示され、写真ごとに印刷する枚数を指定できること。

②枚数指定後に、トリミングができること。トリミングをしてもソフト上だけの話で元画像はそのままの状態で残ること。

③「L判」で印刷できること。


この3つの条件をクリアしたソフト、探しました。なかなかありません。

そもそもサムネイルから編集するといった発想がないのか、見つかりません。

いくつものソフトをインストールしてはアンインストールの繰り返し、やっとのことで近いソフトにたどり着きました。


Googleの「picasa」です。灯台下暗しでした。こんなメジャーなソフトでできるとは。

インストール


起動すると、PC上にある写真を自動的に表示してくれます。

そのまま印刷する場合は、「Ctrl」を押しながら印刷したい写真を選択して「印刷」をクリックします。

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トリミングする場合は、該当の写真をダブルクリックします。

「切り抜き」をクリックし、切り抜くサイズを選択します。今回のL判はデフォルトだとありませんので、「カスタムのアスペクト比を追加」から作成します。

L判のサイズは「8.9cm×12.7cm」です。追加したら後はマウスでドラッグして切り抜きたい箇所をなぞります。明るい部分が切り抜く場所です。形を作った後に移動させることもできます。

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切り抜く場所が決まったら「適用」をクリックします。トリミングできました。

これの良いところは、いつでもトリミングした結果を元に戻せることです。

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このようにして順番にちゃちゃっとトリミングして、後は複数選択で印刷をすればOKです。

印刷時の注意点としては、L判を選択しても比率の問題で若干余白ができてしまうということです。

そこは「ページに合わせて切り抜き」を選択すれば、端が少しきれますが画面いっぱいに合わせてくれます。

端がきれるのがいやなら少し大きめに切り取っておきましょう。

もう1点、条件にもありました「写真ごとに印刷枚数を指定する」、こちらだけはクリアできませんでした。

印刷直前に枚数を指定できるのですが、全ての写真に反映されてしまいます。

写真ごとに印刷枚数が違う場合は、写真の複数選択をやめて一つひとつ選択して印刷をするしかないようです。

全ての作業が終わりましたら、そのままソフトを終了させればOKです。

元画像はそのままの場所にそのままの状態で。トリミングなどの情報だけを自動保存していますので、次回またソフトを起動すれば、いつでも前回の続きから、またトリミングのやり直しなどが簡単に行えます。


このソフトはフリーで、特にGoogleアカウントを必要とせずに使用することができます。

エプソンの「E-Photo」に近いソフトとしておすすめです。

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。


今日はIEのセキュリティ警告メッセージについて。最近問い合わせが多くなっています。

2015年11月のWindows Updateから表示されるようになりました。セキュリティが強化されたためです。


対処法としては、IEを開いた際、下記のような画面が表示されます。

「Webサイトで、このプログラムを使ってWebコンテンツを開こうとしています」


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これは、IE上でIME の機能を使用するために聞いてくるので特に問題ありません。

「今後、このプログラムに関する警告を表示しない」にチェックを入れて「許可する」をクリックすれば、次から聞かれなくなります。

こんにちは。


今日はファイルを添付したはずなのに、受信側で添付されていないという現象について。


送信側はOutlook2013を使用して、テキスト形式で送信しています。相手側が何のメールソフトを使用しているかはわかりませんでしたが、調べたところ、Outlook では、書式や画像、添付ファイルなどの情報を「winmail.dat」というファイルに保存して送信しており、受信側のメールソフトやメールサーバーが「winmail.dat」に対応していないと、「winmail.dat」に含まれる情報を認識できず、添付ファイルが消えるといったことがあるようです。


修正ツール「Fix it」が出ているので、下記からダウンロードして実行するだけでOKです。


https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2698215#bookmark-trouble3


これで、「winmail.dat」を使用しないでメールが送信されるようになりますので再送して確かめてみましょう。