相伝の否定
●此の経は相伝に有らざれば知り難し(一代聖教大意)
●此の法華経は謂れを知らずして習ひ談ずる物は但爾前経の利益なり(一代聖教大意)
●此の血脈並びに本尊の大事は日蓮嫡々座主伝法の書、塔中相承の稟承唯授一人の血脈なり。相構へ相構へ、秘すべし伝ふべし (本因妙抄)
●上首已下並びに末弟等異論無く尽未来際に至るまで、予が存日の如く、日興が嫡々付法の上人を以て総貫首と仰ぐべき者なり。(中略)日興が嫡々相承の曼荼羅を以て本堂の正本尊と為すべきなり (百六箇抄)
●日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す、本門弘通の大導師たるべきなり。国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。事の戒法と謂ふは是なり。就中我が門弟等此の状を守るべきなり。 血脈の次第 日蓮日興 (日蓮一期弘法付嘱書)
●釈尊五十年の説法、白蓮阿闍梨日興に相承す。身延山久遠寺の別当たるべきなり。背く在家出家共の輩は非法の衆たるべきなり (身延山付嘱書)
●聖人言はく、此の相承は日蓮嫡々一人の口決、唯授一人の秘伝なり、神妙神妙と言給ひて留め畢んぬ(産湯相承書)
●末代当今の別付嘱の妙法蓮華経の五字を、一閻浮提の一切衆生に取り次ぎ給ふべき仏の勅使上行菩薩なり云云。取り次ぎとは、取るとは釈尊より上行菩薩の手へ取り玉ふ。さて上行菩薩又末法当今の衆生に取り次ぎ玉へり。是を取り次ぐとは云ふなり。広くは末法万年の取り次ぎ取り次ぎなり。是を無令断絶とは説かれたり (御講聞書)
●日興が身に宛て給はる所の弘安二年の大御本尊は、日目に之を相伝す。本門寺に懸け奉るべし(日興跡条々事)
●当門流に於ては御抄を心肝に染め極理を師伝して若し間有らば台家を聞くべき事 (日興遺誡置文)