みなさま
こんにちは木村亮太です。



12月議会の一般質問のうち、
まずは
事務事業総点検についてです。

$枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-12月議会①
写真はぼけていますが。。


事務事業総点検を行い、本当に
事業の見直しをしていくのであれば、しっかりと評価員の意見を参考にし、
スピード感をもって方針の見直しを進めていってほしいです。

また福祉部門と言えど、
数字の検証をし、本来の目的を果たすための手段として
この事業が妥当なのかどうかは判断していく必要があります。




【質問】
9事業の3次点検の公開ヒアリングを11月5日、7日にし、
対応策を考えていくとのことですが、どのように進めていくのか?

また、11月に3次点検(最終の点検)をした理由は?



【答弁】


公開ヒアリングの日程は取り組み結果を11月末の各委員協議会で
説明し、いただいたご意見等を踏まえて来年度(平成25年度)の当初予算等に反映することを踏まえ
全体的なスケジュールを組んだ。

【質問】

こういったスケジュールで進めてきたのは来年度の予算に間に合わせるため
とのことで、期待を込めて、
準時期になる事業についての質問をします。


まずは、

鍼灸マッサージ事業について、
評価貞からは、当事業について、「市費投入の必要性」や「費用対効果」に対する意見や、
「事業の抜本的な見直しが必要」との意見がありました。


行政の対応としては「改善」となっているが、
理由と経過、いつから見直しをするのかを伺います。


【答弁】


評価員のご意見なども踏まえ、
高齢社会に対応した、より効果的な事業となるよう、
利用者の年齢層など、利用実態の把握を行い、
当事業のあり方について平成25年度に検証を行ない、
平成26年度に改善・見直しを行っていく。



【質問】
平成25年度に検証を行い、26年度に改善見直しだと1年遅れているのではないでしょうか。

今まで実施回数を増やしたり、期間を延ばしたりしていますが、
対象人口の推移と利用者の推移を伺います。


【答弁】

平成6年4月1日時点で高齢者人口は34,175人
利用者数は893人


平成23年4月1日時点で高齢者人口は84,779人
利用者数は964人


【意見】


平成6年度から23年度にかけて、
高齢者人口は約3.4万人から8.5万人と約2.5倍ですが、
しかし、利用者は893人から964人と1.1倍程度です。



高齢者人口はすごい勢いで増加しておりますが、
利用者は全然増えておりません。

本当にニーズがあるといえるのでしょうか。


高齢者の健康の保持増進という目的自体は重要なことですが、
この事業でないといけない必要性、妥当性がわかりません。



また、この事業は、所得の条件や、身体状況の条件等も一切ありません。


ちなみに、本来であれば平成25年度の予算に
反映できるスケジュールで進めるものです。

十分な検証をお願いします。


====

行政の場合、それぞれの事業の存廃を決めるのに
非常に時間がかかります。

担当課として、数字の推移をずっと追っているし、
毎年予算編成などで事業の精査をしているはずですので、
本当はそういったところで外部の意見が無くてもしっかりと
見直しをしていける風土になるといいのですが。

行政もPDCAサイクルを回すと言ってるものの、
残念ながら言葉だけとしか思えません。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
http://kimura-ryota.net/

ご連絡はこちらにお寄せください。
070-5651-5832
hirakata@kimura-ryota.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━