みなさま
こんにちは木村亮太です。



一つ目のファシリティマネジメントについてです。


ファシリティマネジメントとは公共施設の
最適管理、計画的な更新計画および、統廃合再編成などに関する
質と量を見直す手法のことです。


いままでは一貫してハコモノを作ってきました。
それにより、以下の問題が発生しています。


・ハコモノの耐用年数(通常:50~60年)が近づいている
・今後もさらなる厳しい財政状況が予想される
・少子高齢化によりニーズの変化も予想される。

上記の問題を解決するためには、


更新すべきハコモノは更新する。
財源と調整して更新しないハコモノは更新しない。
利活用できるハコモノは利活用する。


ということを場当たり的に対処するのではなく、
計画的に今から対処していく。

そして、そのための専門部署の設立および、
施設白書(施設の諸々の情報を一元管理するもの)を作成すべき。

という内容です。


一言でいうと、
財政状況、建物の寿命、人口の変化を見据え
ハコモノの老朽化、財源不足という忍び寄る危機に
負担を先送りすることなく、今から対応しましょう。


という提案です。




【質問】
6月議会でまずは試算してみてはいかがと提案したが、
その計算結果は?


今後はファシリティマネジメントの観点で
公共施設の質と量の見直しをしていくべきで、
組織をつくるべきでは?

また組織を作り、
施設の情報が一元管理されている施設白書をつくるべきでは?


【答弁】
単純計算すると70億円かかる。
(今の枚方市の財政見通しでは50億円程度)


ファシリティマネジメントの考え方は市としても重要だと認識
組織は機構改革時に考える。

また白書も組織編成してから考える。



【要望(要約)】

これは市全体の問題なので、全庁的に取り組むべき。


マネジメントという言葉が使われている手法なので、
経営的、戦略的観点が必要。

最初は台帳を整備している部署や、施設の維持保全を担当している部署でもいいが、
今後は、企画経営担当の部署や、行財政改革を担当している部署で取り組みべき。



この質問に関しては、
前向きな答弁がいただけました。




この政策提案にあたっては、他市の先輩議員、同期当選の議員、
また市職員の方々にもいろいろなご協力をいただきました。

情報収集においてはインターン生にも協力していただきました。

枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-1215一般質問‐1


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