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英語講師   

木村 かおり  です。

 

塾生以外のブログ読者から質問や相談を受けることがよくありますが、その中で一番多いのは、「塾に行かずに公立トップ校を目指しているが、どのように勉強すればよいか」というご質問です。

 

正直に言ってしまえば、公立トップ校を目指しているのなら、

実績のある塾に行くのが手っ取り早いです。

 

塾に行く最大のメリットは右矢印受験までのスケジュール(何を、いつ、どのタイミングで勉強すればよいか)をトップ校受験を熟知した塾が組んでくれるということです。

 

今日は独学でトップ校に合格するために必要なことをお伝えします。真顔

 

独学でトップ校に合格するために、クリアしなければいけない大きな問題は次の3つです。

 

・①取組む問題集の質
・②スケジュール管理
・③入試情報の入手

 

取り組む問題集の質
 

トップ校を目指す中学生にオススメの市販問題集

塾に行かないでトップ校となると、まず問題集選びが第一関門になります。

公立トップ校にも対応できるような市販の問題集となると、私の知っている限り、次の2つに絞られます。

ハイクラスと最高水準のどちらがいいか

ハイクラス徹底問題集    最高水準問題集

 

たまに、「ハイクラスか最高水準かどちらを選べばいいか」という質問があるのですが、基本的にどちらでもいいです。

しいて言えば、ハイクラス問題集の方が、最高水準問題集よりも問題レベルの段階設定が細かく、無理なくステップアップできます。

独学するのに一番重要な解説部分はというと、最高水準問題集の方がハイクラスよりも丁寧です

私が学生時代に家庭教師をしていた頃、トップ校を目指す生徒には最高水準問題集を使って教えていました。ウインク

 

ただし、ハイクラスでも最高水準でも、独学で使いこなすとなると、現時点で相当な学力が必要です。

説明部分を自分で読み理解し、問題を解き、間違えた問題は解答・解説を読み込んで確実に理解できる学力ないと身につかないからです。国語力が乏しい生徒は、このような問題集を使って独学でトップ校を目指すのはキツいかもしれません。

 

分からない問題に遭遇したとき

塾に行かずにトップ校を目指す生徒にとって一番厄介な問題は、解説を読んでも自分で理解できないときにどうするかです。

多くの独学生が、この問題でつまずいてしまいます。

塾に通っている人はすぐに先生に質問できますが、独学の場合はそうはいきません。

 

分からない問題に遭遇したときに誰に質問するかを明確に決めておく必要があります。

一番良いのは、やはりの学校の教科の先生です。

「自分は塾なしで、こういう問題集を使って独学で勉強している。だから、分からない問題があったら質問に来ていいですか?」と、事前に相談しておけばいいのです。(が、なかなか言うのが面倒くさい、とか 言い出せない子は多いですが。。)ショボーン

 

学校の先生以外だと、親や兄弟という選択肢もありますが、親や兄弟は必ずしも「教えることのプロ」ではないので、避けた方が良いです。教えることのプロではない人が教えると、何につまずいているのか、どこが分かっていないのかのポイントを外してしまうことが多いので、余計に「???」という状態になってしまいます。ショボーン

 

 

スケジュール管理

独学で一番難しいのが、受験までのスケジュール管理です。何を、いつ、どのタイミングで勉強すれば良いのかということが、イマイチ掴めないことです。中1中2までは、学校の進度に合わせて、ハイクラスや最高水準などで勉強していけば良いですが、受験生である中3は、学校の進度に合わせて勉強してはいけません。特にトップ校を目指しているのならなおさらです。

トップ校受験生は、学校内容を先取りして勉強すること!

学校で中3内容を全て習い終えるのは、だいたい12月です。愛知県公立入試は中2内容からの出題が半数以上を占めますが、中3の内容を習い終えないと本格的な入試対策はできません。学校の進度に合わせて勉強をしていると、入試対策に割ける期間が1ヶ月〜2ヶ月程度になってしまい、そんな短期間では十分な入試対策はできないでしょう。

 

独学でトップ校を目指す中3生は、必ず学校よりも早く中3内容を終えられるように、自分で教科書や問題集で先取りして勉強しましょう。

遅くとも11月〜12月初旬くらいまでには、中3内容を全て勉強しておくようにスケジュール管理をすることです。

 

特に英語のざっくりしたアドバイス

英語は文法だけに絞って効率的に勉強すると、中3内容をすべて習得するのにそんなに時間はかかりません。

まずは中3内容の文法を全てマスターしてしまい、夏くらいから入試演習に取りかかると良いです

 

①夏休みの課題は ほとんどが中1、中2、の復習問題と中3の1学期までの範囲です。この夏休みの課題を上手く利用します。

 すべてのページを単元別に分けて 1回を2単元~3単元づつ 30分以内で解いていきます。

 決して写したりすくことなく 復習として全問正解を目指す気持ちで。常に確認テストの気持ちでやると モチベーションもあがります。

 課題を作業で終わらせるのではなく 入試の為の復習と意識してやること。

 

②夏休みの課題を終了させたら、2学期の予習をします。教科書の単語、日本語訳までやってしまうこと。

 これは 学校の付属テキスト(ワーク等)に 単元の意味と基本的な使い方を見て予習をします。

 予習することで 予習右矢印授業右矢印課題(復習)で既に1単元を3回やっていることになります。

 当然理解度があがります

 

 

受験情報の入手

独学の場合、受験情報の入手もなかなか困難です。入試情報とは、ズバリ自分が志望校に合格する可能性はどのくらいかということです。

独学で勉強している人が、正確な情報を入手するためにできることは2つあります。

模試を積極的に受験すること。

模試を受けると、いろいろなデータがついてきます。

志望校判定ができる。サラッとですが学習のアドバイスも記載されている。

模試を定期的に受けながら、今の自分の立ち位置はどの辺か、合格可能性はどれくらいかということを常にチェックしておきましょう。

 

まとめ

独学で公立トップ校を目指す人は、少数派です。独学でトップ校に合格するために必要な資質とは次の4つです。

①自己管理能力があること(自分でスケジュール管理をしっかりとできる)
②国語力があること(参考書を読み理解できる力がある)
③覚悟があること(厳しい受験に立ち向かっていける覚悟ができている)
④基礎力があること(学校の勉強でつまずかないくらいの力がある)

この4つの資質がない人は、塾かプロの家庭教師についたほうがトップ校に合格できにる確率は上がります。

逆に、この4つの資質があれば、塾に通わずにトップ校合格は可能だと思います。

 

本当に独学だけでトップ校に合格した人は、その先の大学受験にも対応できる力を持っているので強いです。

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