今週から一宮の中学校、高校は〝中間テスト”が始まります。
中学校、高校に入学したばかりの1年生にとっては 緊張するテストです。
娘が高校に入学して初めての このテストで
〝0点”をとりました。それも担任の教科で。。。
名前は書いてあり、あとは真っ白。。。
夏休み前の面談で 先生に
〝僕が教師になって初めてですねー0点取った生徒は!”
〝Sさんはこの高校に入った理由を 家から1番近いからと言ってますけど
本当ですか?” と。
たしかに、中学3年生の時 高校を決めるときに どこでもいいし、兄も
そこに通っているから、、と言ってはいたが、到底そのI高校には無理な内申だったので
合格した時は本人もびっくりしていたぐらいだった。
〝いや、わかりません。” としか言えませんでした。
ただ高校に入ることが目的だったのか、、入ってからはすっかり、糸の切れた凧のように
毎日を過ごしていました。
進学校であるので毎日の予習をしていかなくてはついていけないのだが
入学してから家で勉強して(本を開いてノートに書く)いるのはほとんどなかった。
中間試験の日も、今日が何の科目の
テストかも知らなかったぐらいだったのです。
〝今日は学校いかない。休む。” と言う日が多かった。
1か月に2~3日は休んでいました。
それから、毎朝 バトルです。
ベットから引きずりだし、力づくで起こし 嫌がる娘と取っ組み合いのけんかです。
まだ、当時は私のがずっと力はあったのですが さすがに腕や首には娘の
爪のひっかき傷が残っています。
その腕を差し出し、話を担任の先生に言ったとき、さっと顔色がかわり、
今までうちの娘のような生徒はこの高校にはいなかったようで、
〝とにかく、学校にはきて授業を受けてください。 テストは追試をします。”
と言い残して次の保護者の方が入ってみえました。
この学校には娘のことを相談する人はいない。
まずは、しっかりと娘と向き合って話をしなきゃいけない。
そう思いながら私は廊下を歩いていました。
自分の生徒の授業があと1時間で始まる。
こんな時にも自分の仕事の事を考えてる自分は
冷たい親だな。 と思いながら走っていた。 つづく。