前回のブログで「RFAって何?」と
思った人の為に今回は私なりの解釈で
説明致します。
まずRFAとはラジオ波焼灼療法の事で
MRIやCT等を使いリアルタイムで画像を
見ながら針状の物を刺して(ここまでが
IVRと言う)腫瘍を焼くといった
治療方法となります。
RFAのメリットとして、低侵襲(身体の負担が
少ない)でスポット的なガン治療です。
私の脊索腫の場合、播種が最も心配なんだけど
RFAの場合、針全体が高温になる為
針の出入りで播種が起きる可能性は
低くなるはずである。
RFAのデメリットとしては身体の中心部を
行うのには向いておらず、腫瘍が大き過ぎても
行う事は出来ない。
ほぼ同じ治療方法でCAと言うのがあるけど
違いは、ラジオ波で焼くのではなく
ガスで腫瘍細胞を凍結死させる物である。
RFAと比べてCAのメリットとしては、
どこまで凍っているか確認しながら
施術を行えるので、治療漏れが少ないし
RFAに比べて治療時の痛みが少ない。
あと、エビデンスは無いけど
腫瘍を焼くとタンパク質が変化するので
自己免疫は腫瘍と認識せず焼けた異物としか
見る事が出来無いが、凍らせると腫瘍が
死んでいる状態なので、免疫が腫瘍細胞を
記憶し、残った腫瘍がアポトーシスする
可能性もある。
デメリットは自由診療なので80万くらい
かかる。
RFAもCAも受けられる人が状態によって
限られるけど、こういった治療があると
知っていると、何かの役に立つのでは
無いかと思う。