東京の小石川図書館で所蔵しているレコード RENAISSANCEの
『Live at Carnegie Hall』
イギリスのプログレッシブ・ロックグループ ルネッサンスの
全盛期のライブを収録したアルバム。
このLPは購入していなくて
フルで聴いた記憶も余りない。
私はスタジオよりライブの方が演奏技術が落ちると思い込んでいたから。
1975年6月20日から3日連続で行われたニューヨークはカーネギー・ホールでの公演を収録。1976年リリース
曲目はアニー・ハズラム(Vo)期RENAISSANCEのそれまでのアルバム4枚(Prologue,Ashes are Burning,Turn of the Cards,Scheherazade)からの選曲となっており、ほぼベストといえるもの。
ライナー・ノーツは渋谷陽一が書いている
渋谷陽一とルネッサンスがどうも結びつかない。
内容は
ルネッサンスはイギリスよりアメリカで人気があるらしい。
5人のプロフィールを簡単に書いているけれど
ジョン・キャンプ
カーマニアでハンフリーボガートの熱狂的なファン。
アニー・ハズラム
バンドの仕事がなければ何もしないといういうくらいのなまけ者
等
渋谷先生 音楽的なことも少し書いて欲しいのですが。
ライナーノーツを読んだ感じではこのアルバムは聴いていない
アニーが加入してからのルネッサンスもほとんど聴いていないと思われる。
最後
「いまだに日本では正当な評価を得られないグループだが
このアルバムによってファン層が広がるのを期待したい。」
肝心の内容ですが
曲目:
サイド1
1 Prologue 7:35
2 Ocean Gypsy 7:55
3 Can You Understand 10:20
サイド2
1 Carpet Of The Sun 4:15
2 Running Hard 9:43
3 Mother Russia 10:48
サイド3
1 Scheherazade 28:30
サイド4
1 Ashes Are Burning 23:50
プロローグから最高傑作 シェエラザード夜話までの4枚からのセレクトで
ハイライトはオーケストラと共演の
サイド3の
Scheherazade
サイド4の
20分を超える Ashes Are Burning
Ashes Are Burningは中間部で
ジョン・キャンプの6分のゴリゴリベースが聴けて
ジャム的なインプロヴィゼーションで28分に及び
スタジオ盤よりテンポは早いのに長さは二倍でこれは好みがわかれるところ。
1974年もKISSがオープニングアクトをしている。
ニューヨークの方だから?