こんにちは。メキシコは常夏の楽園オアハカより、きむきむです。
今日は、“モーレ” というメキシコ料理を代表するソースを紹介してみようと思います。
厳密に言うと、モーレとはメキシコ料理で使われる豊富なソースの総称であり、これらのソースが使われた料理の名前としても冠されることがよくあります。またメキシコ国外では、しばしばモーレ・ポブラーノ(Mole Poblano)という特定のソースのことを指してモーレと呼ぶこともあります。モーレの種類は実に多様でソースの色も黒や赤、黄色、緑、白などバライエティ豊かです。
モーレは特にメキシコ中部から南部にかけての名物料理として有名で、オアハカとプエブラでは特産品として人気があります。また、様々な祝祭イベントに供される料理でもあり、メキシコ国民であれば、少なくとも1種類以上はモーレの味を知っている、と言われています。
モーレという言葉は、アステカ帝国時代の公用語 “ナワトル語” の “モーリ(MOLI)” に由来しており、この言葉が先住民族の間でソースを意味していました。
アステカ族はムーリを作る際には、様々な植物の種子をメターテ(METATE)という調理用の平らな石のまな板で細かく挽き、先スペイン時代のメイン料理の材料であった七面鳥や川魚、メキシコ原産ウーパールーパーなどの両生類とあわせて煮込んでいたそうです。
それでは、私が先日お昼ごはんに頂いた “モーレ・ネグロ(黒モーレ)” を食前に写真におさめたのでどうぞ。

(オアハカのセントロに位置する著者お気に入りのローカルレストラン、“ブルーレモン”にて。ある日の昼食セットメニューより)
モーレ・ネグロはオアハカを代表するモーレであり、これ以外にも6種類のモーレを特産品として産み出すオアハカ州は “7種のモーレの地” という別名を持つほどモーレで有名な州です。
これらモーレは多くの場合、鶏肉と一緒に提供されます。ちなみに写真にあるモーレ・ネグロ(黒モーレ)は数あるモーレの中でもボディが重く、ずっしりとした味わいです。(胃への刺激も強いそうなので、体調があまりよくない時は避ける方もいるようです)
ここオアハカ州ではモーレ・ネグロ(黒モーレ)を含めて次の6種類のモーレが味わえます。
☆モーレ・ネグロ (MOLE NEGRO、黒)
☆モーレ・コロラード (MOLE COLORADO)
☆モーレ・アマリージョ (MOLE AMARILLO、黄色)
☆モーレ・ベルデ (MOLE VERDE、緑)
☆モーレ・チチーロ (MOLE CHICHILO)
☆モーレ・コロラディート (MOLE COLORADITO)
☆モーレ・マンチャ・マンテーレス (MOLE MANCHA MANTELES)
これらはすべて違った色合いをしていて、違った味をしています。この違いはそれぞれのモーレに使われる特有のチリ(唐辛子)とハーブによって表れます。
オアハカで一番有名なモーレはモーレ・ネグロ。
このモーレは食材として唐辛子やタマネギ、にんにくなどに加えチョコレートを使います。
チョコレートもそうですが、この種のモーレを特徴づけているのは “オハ・サンタ(HOJA SANTA)” と呼ばれる植物を加えることにあります。
モーレを作る上で大切なポイントは、たくさんある材料が綺麗に調和していかなる味も突出させないようにすることです。とくにチョコレートは表に出てこないよううまく他の調味料にとけ込ませる必要があります。
このモーレ・ネグロがモーレの中で一番作るのが難しく複雑なんだそうです。
2番目に有名なのが、“モーレ・コロラディート(MOLE COLORADITO)”
こちらはしばしば簡略化されてエンチラーダ・ソースとして売られています。
モーレ・ベルデ(緑モーレ)は上の2つと違い、オアハカ原生のハーブを使いながら常に新鮮さを意識して作られます。
モーレに利用する材料は使用前に煎ったり焼いたりされます。モーレ・チチーロ(MOLE CHICHILO)というモーレは灰のような味がするそうで、これが特に味の強いタイプのモーレだそうです。
複雑な調理方法で独特な味わいがするモーレ、こんなメキシコ色の詰まったバライエティ豊かなそのレシピを本場オアハカで私たちと一緒に体験してみてはいかがでしょうか?
オアハカのスペイン語学校インスティテュート・クルテュラル・オアハカではモーレづくりのプライベートレッスンを週単位で受けることが可能です。
INSTITUTO CULTURAL OAXACA (JAPANESE HOMEPAGE)
PRIVATE CLASSES FOR OAXACAN COOKING MOLE(US$65.00 / 週)
それでは、また!
きむきむ
今日は、“モーレ” というメキシコ料理を代表するソースを紹介してみようと思います。
厳密に言うと、モーレとはメキシコ料理で使われる豊富なソースの総称であり、これらのソースが使われた料理の名前としても冠されることがよくあります。またメキシコ国外では、しばしばモーレ・ポブラーノ(Mole Poblano)という特定のソースのことを指してモーレと呼ぶこともあります。モーレの種類は実に多様でソースの色も黒や赤、黄色、緑、白などバライエティ豊かです。
モーレは特にメキシコ中部から南部にかけての名物料理として有名で、オアハカとプエブラでは特産品として人気があります。また、様々な祝祭イベントに供される料理でもあり、メキシコ国民であれば、少なくとも1種類以上はモーレの味を知っている、と言われています。
モーレという言葉は、アステカ帝国時代の公用語 “ナワトル語” の “モーリ(MOLI)” に由来しており、この言葉が先住民族の間でソースを意味していました。
アステカ族はムーリを作る際には、様々な植物の種子をメターテ(METATE)という調理用の平らな石のまな板で細かく挽き、先スペイン時代のメイン料理の材料であった七面鳥や川魚、メキシコ原産ウーパールーパーなどの両生類とあわせて煮込んでいたそうです。
それでは、私が先日お昼ごはんに頂いた “モーレ・ネグロ(黒モーレ)” を食前に写真におさめたのでどうぞ。

(オアハカのセントロに位置する著者お気に入りのローカルレストラン、“ブルーレモン”にて。ある日の昼食セットメニューより)
モーレ・ネグロはオアハカを代表するモーレであり、これ以外にも6種類のモーレを特産品として産み出すオアハカ州は “7種のモーレの地” という別名を持つほどモーレで有名な州です。
これらモーレは多くの場合、鶏肉と一緒に提供されます。ちなみに写真にあるモーレ・ネグロ(黒モーレ)は数あるモーレの中でもボディが重く、ずっしりとした味わいです。(胃への刺激も強いそうなので、体調があまりよくない時は避ける方もいるようです)
ここオアハカ州ではモーレ・ネグロ(黒モーレ)を含めて次の6種類のモーレが味わえます。
☆モーレ・ネグロ (MOLE NEGRO、黒)
☆モーレ・コロラード (MOLE COLORADO)
☆モーレ・アマリージョ (MOLE AMARILLO、黄色)
☆モーレ・ベルデ (MOLE VERDE、緑)
☆モーレ・チチーロ (MOLE CHICHILO)
☆モーレ・コロラディート (MOLE COLORADITO)
☆モーレ・マンチャ・マンテーレス (MOLE MANCHA MANTELES)
これらはすべて違った色合いをしていて、違った味をしています。この違いはそれぞれのモーレに使われる特有のチリ(唐辛子)とハーブによって表れます。
オアハカで一番有名なモーレはモーレ・ネグロ。
このモーレは食材として唐辛子やタマネギ、にんにくなどに加えチョコレートを使います。
チョコレートもそうですが、この種のモーレを特徴づけているのは “オハ・サンタ(HOJA SANTA)” と呼ばれる植物を加えることにあります。
モーレを作る上で大切なポイントは、たくさんある材料が綺麗に調和していかなる味も突出させないようにすることです。とくにチョコレートは表に出てこないよううまく他の調味料にとけ込ませる必要があります。
このモーレ・ネグロがモーレの中で一番作るのが難しく複雑なんだそうです。
2番目に有名なのが、“モーレ・コロラディート(MOLE COLORADITO)”
こちらはしばしば簡略化されてエンチラーダ・ソースとして売られています。
モーレ・ベルデ(緑モーレ)は上の2つと違い、オアハカ原生のハーブを使いながら常に新鮮さを意識して作られます。
モーレに利用する材料は使用前に煎ったり焼いたりされます。モーレ・チチーロ(MOLE CHICHILO)というモーレは灰のような味がするそうで、これが特に味の強いタイプのモーレだそうです。
複雑な調理方法で独特な味わいがするモーレ、こんなメキシコ色の詰まったバライエティ豊かなそのレシピを本場オアハカで私たちと一緒に体験してみてはいかがでしょうか?
オアハカのスペイン語学校インスティテュート・クルテュラル・オアハカではモーレづくりのプライベートレッスンを週単位で受けることが可能です。
INSTITUTO CULTURAL OAXACA (JAPANESE HOMEPAGE)
PRIVATE CLASSES FOR OAXACAN COOKING MOLE(US$65.00 / 週)
それでは、また!
きむきむ