前回のブログに書いたオンコタイプdxの結果により、放射線治療が始まりました。
土日以外の平日毎日6週間、通院で放射線治療に行かなければいけません。
出産後で子供もまだ産まれたばかりという事を病院が考慮してくれて、基本的には私の都合の良い時間を組んでくれました。
毎朝8時
生後1カ月の娘と旦那を置いて、私は毎日せっせと放射線を当てに通いました。
泣きたくなる日もあるけど、可愛い娘のために頑張らなきゃ、と自分に言い聞かせて…
放射線治療は15分ほど
上半身裸になりペンでマーキングされた線に沿って放射線が当てられます。
放射線を当てられている間は私は仰向けになって息を吸ったり止めたり、指示に従って呼吸し、身動きは出来ません。
私の通う病院の放射線室の天井にはギリシャであろう綺麗な写真が貼ってあり、
6年前に行ったギリシャは眩しいくらいキレイな海と空と植物に囲まれて…楽しかったなー。あの時はまさか6年後に癌になるなんて夢にも思ってなかったなぁ…
またいつか行けるかなぁ
と毎回ぼんやり見つめながら治療に専念しました。
なんで私が癌になっちゃったかなぁ
病院に行くとやはり現実が胸に突き刺さります。
辺りを見渡しても、待合室にいる患者さんの中で私が1番若いし
せめてあと10年遅かったら母乳もあげれたし第二子の問題も悩まなくて済んだのになー
と、またウジウジ思っていると
放射線科の待合室で、一人のおばあちゃんが看護婦さんと話してます。
「孫があと3年で25歳になるから盛大な誕生日パーティーをしたいからそれまでは生きたいんだけど、私は生きられるかね?」
と。
きっとどの歳になっても、もっともっと生きたい!!って思うんだろうなぁ
私は産まれたばかりの娘の孫のことなんて遥か先の事すぎて考えれないけど、私もおばあちゃんになるまで生きたいな