私には子どもがいない。夫は夜勤なので、今日また独りになった。

数年たつけど、やっぱり知らない土地。周りは何もない。

楽しい飲み屋とかカフェとか、一切ない。

友達も、ここにはいない。

寂しくってしょうがない。

本当に、ほんっとうに、寂しくってしょうがない。

 

家で作品作りをしているけど、ふと頭によぎるのは過去。

ふとしたスキをついて、亡霊が責めてくる。

どうしても思い出してしまう。責めないように気を付けてはいるけど。

 

散歩してみても、寂しいし、風が冷たいし、消えてしまいそうな気分になる。もう消えてるのかもしれない。社会的に消えてる。

私を思い出す人は、きっといない。

独りは自由で寂しい。

 

削ぎ落していけば自由になれるのかもしれない。この寂しさを乗り越えて生きていければ。