着物が「ワンピース感覚で着られる♪」
『着付け教室 つるみね』 主宰
きものコンサルタント
増田あさかです
先日
と
についてご説明しました。
本日は、小物についてご説明しますね。
小物類にも、しっかり季節の衣替えがあります。
まずは、一番目がいく
半衿ですね。
衿はお顔のすぐ下にありますので
衿が左右対称になっていなかったり
季節の装いが出来ていなかったりしますと
違和感があり、ついつい気になり
目がいく箇所です。
ですので、
忘れずに季節の衣替えをしましょう！
半衿
は生地別にどの季節に使用するのか
まとめますと
◆塩瀬 ・９月中頃～５月
◆縮緬 ・１０月～５月中頃
◆絽縮緬 ・６月 ・９月
◆絽塩瀬 ・６月～９月中頃
◆絽 ・６月～９月中頃
◆麻 ・６月～８月
次は
帯揚げです。
帯揚げも半衿同様に
生地別にまとめます。
◆綸子 ・９月中頃～６月
◆絞り ・９月中頃～６月
◆縮緬 ・１０月～６月
◆絽縮緬 ・５月後半～７月 ・９月
◆絽 ・６月～９月中頃
着物が単衣になる頃から
半衿も帯揚げも衣替えになります
次は
帯締めと草履ですが
こちらは一年通して
だいたいお使い頂けますが
特に夏は、より涼しく見える
薄い色目のものを
お使いになるといいですよ。
帯締めは、
夏限定の透けたレースのものがあり
７～８月のみ使用します。
草履も麻の草履などがあり
こちらも夏限定ですね。
あと冬ですと、
アザラシの毛を使用した
防寒用の草履なんかもあります。
帯締めと草履は
夏冬限定のものでなければ
色や生地を見てコーディネートをすれば
大丈夫です
そして夏、忘れずに
必ず持っておきたいのは
扇子ですね！
涼しい顔をして扇子でパタパタと
暑さを紛らわします
汗をかきますので
必須アイテムですよ！！
帯の脇に挟んでおけば
忘れず、また粋に見えますので
お洒落アイテムとしても
お気に入りの扇子を一つ
持っておくといいですね。
これからどんどん
暑くなっていきますが
夏ならではの着物のお洒落を
愉しみましょう！
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