大島紬は紬じゃない | 着物がワンピース感覚で着られる!「簡単・時短でずっとキレイ」が叶う着付けレッスン

着物がワンピース感覚で着られる!「簡単・時短でずっとキレイ」が叶う着付けレッスン

東京都板橋区成増駅より、徒歩5分。本格的な手結びの着付けから、気軽にワンピース感覚で、着物が着られるようになる、着付け教室です。

着付け講師、きものコンサルタントの

増田あさかです

 

 

 

 

 

 

昨日の続きの、大島紬について

 

昨日の記事はこちらから→

 

 

 

 

大島紬って、紬っていうくせに

 

紬糸を使っていませんビックリマーク

 

えぇーーー!? ですよね。

 

 

 

この着物は藍染の糸で織った藍大島ですアップ

 

 

 

 

 

 

大島紬は一説によると、1500年の歴史があるといわれています

 

でも大島紬に人気が出てきたのが江戸時代で

 

当時は紬糸を使用していたそうです

 

そして大正時代に生糸が用いられ

 

名前だけ「紬」がそのまま残ったそうですチュー

 

 

 

 

 

 

ちなみに紬糸も生糸も、繭を原料とする絹糸ですが

 

絹糸を作り出す工程が違うと、呼び名が変わってくるのです。

 

 

 

 

 

 

簡単に説明しますと・・・

 

 

繰糸機(そうしき)という機械で繭から糸を取り出して

 

何本かを合わせて1本の糸を作りだすのが「生糸」

 

繭を煮て綿状にに伸ばし真綿にしてから紡いで作るのが、「紬糸」

 

なんですよ~音譜

 

 

 

 

 

なので、大島紬は生糸を使った絹織物なんです。

 

 

 

 

 

ついでに、大島紬について簡単にご説明しますと・・・

 

 

 

大島紬は奄美大島と宮崎県と鹿児島県で、生産されています

 

有名なのが泥染の「泥大島」ですね。

 

あとは藍染を加えた 「藍大島」や「泥藍大島」

 

植物染料で染めた 「草木染大島」

 

化学染料で染めた 「色大島」

 

白地の 「白大島」

 

スケスケの 「夏大島」

 

 

 

って、大島紬種類が豊富です~。

 

 

 

 

 

 

以前にも、大島紬の織りについて書きましたが

 

それはこちらから→

 

 

 

わたし大島紬が好きなんですよね~。

 

なので、ダラダラ大島紬について書いてしまう汗

 

 

 

 

もっと泥大島が出来るまでの工程とか

 

泥の話など、書きたくなりますが

 

マニアックなので止めておきます。

 

 

 

 

長々とお付き合いいただき、ありがとうございましたドキドキ