健康関係、すごく疎いんで、

出遅れついでに開き直っております・・・

とはいえ、入ってくる情報はありがたいので、

こうして拝読しております。

・・・なるほどと驚くばかりです。


FB吉冨 信長 さんから




ピロリ菌はなぜか悪い菌とされていますが、私たちの祖先
から引き継いでいる大事な共生菌です。「ピロリ菌」でグ
グると、武田薬品や大塚製薬のページが検索され、「ピロ
リ菌は悪い菌。検査しましょう。」などの文句がうたわれ
ています。

そもそも、なぜ悪い菌とされているのでしょうか。...

2005年のノーベル生理学賞および医学賞がこのピロリ
菌の研究者に与えられ、「ピロリ菌は胃がんの病原体であ
る。」、「ピロリ菌は胃潰瘍の原因である」などと急速に
広まり、世界中でいっせいにピロリ菌の除菌が普及されま
した。確かに、胃の粘膜が荒れたりすると、そこにピロリ
菌がいっせいに集まり、胃潰瘍をおこし、胃がんの発生率
を高めます。

ピロリ菌は免疫がしっかりしているときは大事な役割をし
ている菌であり、逆に免疫がなくなり体調を崩すときには
悪さをしてしまう菌なのです。腸内細菌には、善玉菌でも
悪玉菌でもない日和見菌(ひよりみきん)という、どちら
にも味方をする菌がいます。つまり、健康なときはおとな
しくしていますが、体が弱っていると腸内で悪い働きをす
る菌です。
ピロリ菌はこの日和見菌だといわれています。

ピロリ菌はに下記の働きがあることがいわれています。

①ピロリ菌には胃壁を柔らかくし、胃酸の逆流を抑える働
きがある。
②ピロリ菌を除菌している人は、ぜんそく・花粉症・アレ
ルギー体質になりやすい。
③ピロリ菌を除菌している人は、逆流性食道炎や食道がん
の発症を高める。

日和見菌はさまざまな種類の菌が私たちの胃や腸におり、
それを除菌するのはナンセンスなことです。そもそも胃潰
瘍になる原因はピロリ菌にはなく、ピロリ菌はただその症
状を助長しているだけなのです。つまり、胃が荒れた原因
は、ストレスや食事などにあるわけで、ピロリ菌が直接的
な原因ではないということです。

もちろん、胃炎や胃潰瘍になった場合、ピロリ菌を除菌し
なければならない場合がありますが、それは対処療法でし
かなく、原因に対する解決とは決していえないわけです。

※参考:
http://
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/
articles/PMC3047919/

など。