今度4月に京都に先生方と日帰り旅行です。
着物を着てのお出かけなんですが・・・さてどれを着て行こうかと悩んでいます。
気持ち的には紬がいいなと思ってはいるのですが・・・
着物が決まれば、次は帯とか小物を考えなければいけないんですよね。
お出かけの時はちょっとおしゃれがしたいな~~と思うから、余計悩んじゃいます。
と、紬の話しが出たところで、紬のことについて載せてみます。
紬とは、絹織物の一種で、糸を先に染めてから反物に織り上げて作ります。経糸(たていと)、緯糸(よこい
と)とも真綿から紡いだ紬糸を用い、経糸と緯糸に柄に合わせた色染め、色の組み合わせによって縞や格
子、また絣などの柄を織り出すことができます。
手紡ぎで、手織りの代表的な紬は、結城紬です。また、柄の細かさで代表的な紬は大島紬です。
紬の値段は、その手間や柄あわせの難度によって異なります。
紬糸も真綿から手で紡げばそれだけ手間がかかりますし、居坐機(いざりばた)や高機(たかはた)などの
手織機で、織り上げた織物は、時間と手間がかかるために高価な着物となります、とても種類が多く、多種
多様なので、その 目的、予算に合わせた着物を選ぶとよいと思います。
帯は、しゃれ袋帯や名古屋帯を合わせます。
名古屋帯
外出用の帯で一番広く用いられます。袋帯はお太鼓を結ぶと、お太鼓の部分が二重になりますが、名古屋
帯の場合には、一重太鼓です。
芯を入れて、太鼓の部分だけが引き返しの表裏仕立てで、前から手の部分は、裏なしの表地を帯幅二つ折
りの寸法(半幅)に仕立てています。
この帯は、仕立てない状態のとき、帯の幅が九寸あることから、「九寸なごや」と呼ばれたりもします。
しゃれ袋帯
お洒落着に締める袋帯をしゃれ袋といいます。寸法は袋帯と同じですが、礼装用に用いるような重厚な柄で
はなく、現代的な感覚のものや。趣味性の強い柄、さっぱりした軽い柄行などで、あまり金糸、銀糸を使って
いません。
お洒落着としては、紬の訪問着、軽い感覚の付下げ、小紋、大島紬などに合わせます。