レスパイトケア施設 スマイルさん見学 最後 | 出産祝いのファースト着物、子供着物レンタル、子供着物作家の障害児子育てひとり言 山梨

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20年後の着物ファンへ
子供着物の富士山着物工房です。
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レスパイトケア施設 スマイルさん見学 つづき

なかなかまとめるのが難しく、時間がかかってしまいましたが、これでラストです。



「私たちにできる事は何か?」



これが今回の一番の課題でした。

障害と何のかかわりもない(と思われる)人はどういう風に、何ができるのか?
何をしてもらえると助かるのか?


聞いてみました。

一つは支援するという事。
具体的にはグッズを買ってその売り上げが障碍者の支援に使われるシステムを利用すること。

げんきキッズクリニックさんのスタッフさんは皆さんでチャリティーTシャツをそろえていて、行事などで着ているそうです。


お金だとその時その時に必要なものを選んで使ってもらえる。
お金って便利で大事だなと思いました。



園長先生にも聞いてみました。

色々お話しさせて頂きましたがやはり一番は
「知ってもらう」
という事でした。


なにかをやりたいと思ったとき、始める時、
知らないと何をやっていいか分からないですよね。

私も結局知らないから、何をすればいいか分からなくて知りたかった。


まずは知ってもらわないといけない。
知ることでその先にやれることが出てくる。

障害を持った子がどういう生活をしているかとか、支えている周りの人たちは何に困っているかとか、まずは知ることから。


あと園長先生はこうも言っていました。


本当に困っている人には情報が届きにくい。
本当にすまいるを必要としている人に知ってもらう。
一人で抱えすぎて閉じこもっている人たちに表に出て来てもらう。

それが課題だと仰っていました。





そして最初に戻るのですが…
なぜ、レスパイトケア施設だけじゃなく、保育園も見学したのか。


保育園には障害のある子もいました。
具体的には書きませんが聞かなくても見て分かるタイプのお子さんです。

私にも気さくに話しかけてくれて、
「〇〇に行くんだ~」
(リハビリとかそういう施設)
と教えてくれました。


障害が身近にある環境にいると、それが当たり前に
「皆が同じではない」
という事に慣れていくと思います。

そして「違う」事に対して、適応できるようになるそうです。


例えば
体が不自由な赤ちゃんがいて、なかなか歩けない子がいる。
同い年の赤ちゃんがそれを少しずつ理解して、その子が必要としているものを取ってきてあげたり、手伝ってあげたりする。

それが1才や2才のお子さんが自発的にするようになるそうです。


そういう心が自発的に目覚める

こどもってすごいですね。
教えていないのにできるそうです。

「みんな違ってみんな良い」

を体で覚えるんです。



完全に真っ二つに分けるのではなく、一緒に過ごす時間を経験することで体で覚えることがあるんだなぁと思いました。





なんだかまとまったんだかまとまってないんだか…(^^;

そんな沢山の気づきがあった施設見学でした。



明日は息子の運動会です!

さてどんな珍プレーを見せてくれるのか(笑)
楽しみです(^^♪