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着物語 -KIMONO STORY-

好きなもの。
旅。読書。銀座。着物。お家でゴロゴロ。
好きな言葉は “住めば都”。
モットーは “一日1スイーツ”。
着物まわりを中心に、
風の吹くまま 気の向くままに綴るブログです。

時々、こんなことを考えます。


好きな人たちに、腕によりをかけてご馳走を

ふるまおうというときに、

予算によって、二種類の幸せがあるなあと。



ひとつめは、お金があるときの幸せです。


例えば、材料費10万円でおいしいものを作るのは、

とっても贅沢。

とびきりの食材を揃え、調味料を吟味し、

おいしいワインにデザートに、

アレもコレも準備万端整えて…


豪華な食卓を囲んだら、

優雅で、すごくいい気分がすることでしょう。



ふたつめは、お金がないときの幸せです。


おいしいものを作ってあげたいけれど、

500円しかない。


冷蔵庫に余っている食材と、この500円とで

どんなお料理をつくったら喜んでくれるだろう?

どう工夫すれば豪華に見えるだろう?


頭の中をフル回転させて、

様々なレシピから「これ!」というものを決めて

お料理をする。


あの食材の代わりにこれを使おうとか、

テーブルに飾るお花を道端から摘んでこようかとか、


今、手の中にあるものでなんとかやり繰りして

おいしいものを作り上げたとしたら、


これもまた、すごく気分がいいことでしょう。



20代の頃、いや30代前半くらいまでは、

このふたつめのほうの幸せは、

「それしか選べない人の強がり」なんだと

心のどこかで思っていたように思います。


ひとつめのほうの幸せは、

求めても手に入らない。

だから、あるもので我慢する。

負け惜しみのようだけど、

こっちはこっちで幸せなんだと言い聞かせる。

そういう性質のものだと。



今はだいぶ考え方が変わった気がします。


工夫は楽しい。

やりくりはクリエイティブ。

お金を使わないで

満足のいく時間を過ごせることは、

なんてステキなことだろう。


高い買い物をした日の満足感と、

同時に襲ってくるなんともいえない罪悪感…

これは、わたしがお金持ちじゃないからなのかしら?



そんなことをつらつらと考えてしまう、

火曜日の昼下がり。

要は、ヒマなのね(笑)


お天気がいいだけで、幸せ度は5割増し。

今日はお金を出来るだけ使わずに、

一日を過ごします。