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着物語 -KIMONO STORY-

好きなもの。
旅。読書。銀座。着物。お家でゴロゴロ。
好きな言葉は “住めば都”。
モットーは “一日1スイーツ”。
着物まわりを中心に、
風の吹くまま 気の向くままに綴るブログです。


着物を着ない理由は、たくさん挙げられます。


 ◎着物を持っていない
 ◎自分では着られない
 ◎高価で買えない

 ◎着付けが面倒
 ◎メンテナンスも面倒
 ◎着ると苦しくて動きにくい

 ◎そもそも着る必要がない
  ・・・・・etc.


着ない理由を数え上げたら、キリがありません。


一年前までの私も、着物は着ていませんでした。
成人式やら結婚式やらの特別の日に、美容院で着つけてもらったことが数回。それも、準備から後からづけから、すべて母任せ。
それまでの人生で着物を着た回数は、七五三を含めても十回もなかったのではないでしょうか。


着物語 KIMONO STORY-振袖


一年前、なにか習い事でもしようかなと思い、着付け教室に通い始めました。動機は「安かったから」。
一回2時間で1,000円程度という金額は、とても手軽に感じました。仕事以外に、決まった時間になにかを覚える時間というのは生活のアクセントになり、充実感を覚えました。


そうしているうちに、気が付くとすっかり着物に夢中になっていました。自分でも不思議なほどに。

なぜこうまでも、はまってしまったのでしょう。


好きになったから。
というのは、もちろんそうなのですが、答えにはなっていない気がします。


着物を好きになった理由とは?
先日ふと、その答えがわかったような気がしました。


「似合うから」


これだと思いました。


他の人に比べて私のほうが似合うという意味ではありません。

洋服よりも和服のほうが自分に似合う、自分が映える、ということに気が付いたということです。


着物を着たときに、洋服を着ているときの自分とは別の自分を鏡のなかに見つけたような気がしました。着物が自分を引き立ててくれる感覚です。

自分のなかの花がパッと開く、なんていうと自画自賛も過ぎる気がしますが、内からの華やかさが増すような着物姿の自分に、気が付きました。


一回着ただけでは気づかなかったことでしょう。何度か繰り返し着ているうちに、ある日ふと気が付くのです。
おそらく、着物を好きな方々の多くが同じ感覚を持つのではないでしょうか?


思えば、着物には長い長い歴史があります。
それは日本の風土のなかで発展し、日本人の体型や髪の色、肌の色に合うように磨かれ、洗練され、また合理化されてきたものなのでしょう。


明治期に洋服が着られるようになり、以降、洋服もまた日本人に合うように発展してきました。とはいえ、日本における洋服の歴史はまだ100年ちょっと。
木に竹を接ぐような大転換を遂げて、そこから急速に発展してきたわが国の洋服の歴史に比べ、和服の歴史はなんと長いことでしょう。


黒い髪をもち、それほど凹凸のない体に生まれた私には (ちょっと残念でもありますが…笑) 、日本のなかで受け継がれてきた着物が似合うのだと思いました。これは発見でした。


ほら、寒いのに季節を先取りして生足で歩いたり、春先は軽快にコートを脱ぎ捨てたりと、ちょっと無理してでも気取って歩きたくなったりしますよね。ファッションとはそういうものですよね。


それと一緒で、私はちょっと面倒をしてでも、着物を着て歩きたいと思います。
似合う服を着て街を歩けば、気分がいいでしょう?


これが、私が着物を着る理由です。



ちなみに、写真は結婚前に撮った振袖姿。恥ずかしながら36歳のときのものです。
「30代も後半になって振袖なんて恥ずかしい」 と思いましたが、「どうしても着たところが見たい」 という母親の懇願に負け、これを着て両家の食事会に臨みました。


結果的には、最後に着て本当によかったです。もう二度と袖を通すことはありませんから。
独身女性のみなさん、胸を張って振袖を着てくださいね!



~♪今日も素敵な着物語を♪~


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