東関東大震災がおきてから、すでに1ヶ月以上経ちました。
私の友達も被災しましたし、津波こそ来ませんでしたが、実家や従兄弟の家もめちゃくちゃになりました。
被災された方々の事を思うと、心が痛みます。
私は着物イベントを拾い集めている訳ですが、この1ヶ月に、そのイベント情報を見るだけで、いろいろと考えさせられることがありました。
3月11日以降、しばらくは着物関連イベントの情報を拾うことができませんでした。
地震関連の対応もありましたし、そういう気になれなかったというのも理由になります。
それでも、3週間程たってから、着物イベントの情報を整理し始めた時、
心痛めたのは、東北地域における着物イベント情報でした。
「中止になりました」とだけ、あわただしく書いてあるHP。
HP等には情報が乗っているものの、明らかに実施できないだろうというイベント。。。
仙台に住んでいる友達からのメールが、こういうイベント情報を整理しているときに浮かびます。
「余震が起きると、怖くて体が止まってしまう。 夢に見る」と。
イベントの情報を整理しているだけですが、、、それでも、その地域に起きたことを想像すると、心が痛みます。
出張で行った地域には、着物で歩いたらさぞかし愉快だろうと思う町並みが多々ありました。
今、その町並みは大丈夫なのだろうか。。。 そういう事を考えてしまい、つい作業が止まってしまっていました。
3月下旬頃は、イベント関連は、軒並み中止・延期でした。リスト化していたイベントは、ほぼ全滅。中止・中止・中止と並ぶイベントの情報。 まるでダイサンゲンです。
その時は、正直どうなってしまうのか、と思ったものです。
でも、4月に入ると、まるで、3月の中止・延期を取り戻すかのように、新しいイベントが次々に。
ちょっと油断すると、
「やべえ、もうイベント終わってたんぢゃん! いつのまにorz」
という位、たくさんのイベントが行われるようになりました。
そう落ち込んでばかりもいられないんだ。
身動きとれない位へこんだら、ちょっと休んだらいい。
でも、五体満足、元気なら、、、どうしたら困った人の力になれるだろう。
そんな簡単に、被災地の事を忘れられない。
日常の事をしていても、ふとした時間に、被災した方へ想いをはせてしまいます。
どうしたら手助けできるんだろうか。 俺に何ができる?
だって日本人だもの。 困っている人がいたら、なんとかして手助けしてあげたい。
そして、同時に日常の事をしなければいけない。
阪神淡路の震災の際には、経済活動を自粛して、経済が落ち込んでしまったと聞きます。
被災しなかった我々にできるものの、遠慮しがちなのは、経済を回すこと。
バカ騒ぎする気にはなれないが、でも、(ちょいと節電しながらも)日常生活は淡々と続けなければならない。
このブログをやることで、ちょっとでも手助けができることがあるとすれば、
一義的には、見ている皆さんが
「あ、こんな着物のイベントあるんだ。いってみよっ」
と知り、楽しい時間をすごすきっかけになること。
そして、私の願いは、そう遠くない将来、被災した地域がきっと元気になり、「着物のイベントやるよ!!!」
という情報を発見し、それをツイートすること。
その日が早く来るように、祈っています。
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