ここ１～２年、成人式の振袖の相談をよく受けます。

お母様の着た振袖を娘さんに着せたい。。。というもの。

となると、昭和５０～６０年代のもの。

チェックするのは

（１）シミ、カビ、色落ちなどはないか。・・・・　あったら最低半年位の余裕を見て呉服屋さにお手入れの相談をすること。

（２）裄、着丈は出せるか？・・・・・・・・・・寸法を見る。お直しには時期柄、余裕を見てお早めに。

（３）コーディネートが古くないか・・・・・・・お母様の頃は、はっきりとした差し色が流行り。帯締め、帯揚げ、伊達衿の色合わせでうんと違います。

（４）草履バッグ・・・・・・・・・・・・ビーズんなんかは今でも素敵。草履は大丈夫？鼻緒がいつ抜けるか　　　

Mさんは素敵な白地の総絞りでしたが　、保存が良かったので問題なし　　

八掛がオレンジで目立っていたので　、信頼のおける呉服屋さんに相談して変えてもらいました。

小物も今風に。帯はピンク系だったので、これも今風に引き締めて。

結局、帯締め、帯揚げ、帯、草履バッグ、ショールをレンタルにして最小限の出費でお母様の振袖を生かすことができました。お母様の２０歳とはまた違った素敵な装いに蘇りました

参考までに。。。仕立て代・・￥１５０００

　　　　　　　　　　八掛・・・・・￥１４８００

　　　　　　　　　　丸洗い・・・・着物、長襦袢で　￥１００００くらい　　　　　　

こんな手もあるって話でした

H２７年成人どうする！振袖？