💛出雲着物サロンくるす
💛着物ときめきコンサルタント
💛来栖博子です。
11月1日2日と、二日間
出雲大社 北島社
亀山会館での「伝承未来へつなぐ出雲根紫」
演題「高貴な伝統色・出雲根紫」
が開催されました
友人と二人で行ってきました~
超大型台風🌀が日本列島をのろのろ縦断していましたので
開催が心配されていましたが
台風の影響も受ける事なく無事開催
1日は、10時から
京絞りによる可能性〜紫根染めの色彩〜
と題して、
京絞り寺田 主宰 四代目
寺田豊先生のご講演に参加
先生のご講演は、
昨年、長野県岡谷市の岡谷蚕糸博物館で
お聞きしていましたが、
今回更に深く歴史を振り返り
映像もありでわかりやすく
とても素晴らしい内容でした
寺田豊先生
友人も真剣なまなざし
先生から
出雲根紫で染めた京絞りを
お土産にいただきました
この括りは男性の力でないと難しい
早速帰ってから
家にある絞りの着物や生地を見ますと
この一つ一つの絞りを
一人で職人さんがひたすら絞り
染めに出し
着物になるまでの過程を考えると
とてもおろそかにできない、、、
ハギレにいたるまで
大切にしたい
そう心からおもいました
16万粒ともなると
半年、一年の作業
下絵から、括り、染め分け、染、湯のし
とても緻密で気の遠くなるような作業工程を経て
出来上がっていきます。
また、職人さんの高齢化も
これからの深刻な課題です。
長い年月を経て
培われてきた日本ならではの
この技法
絶やすことなく
受け継いでいきたいものです。
出雲根紫で染められた総絞り
私、じーっと見入ってました💦
そして、14時から
紫根染めの歴史と染色技法
と題して、
草木染め研究家(学術博士)
山﨑和樹先生のご講演でした。
和樹先生は本当に気さくな方で
余すことなく
秘伝の技法も伝授されます。
沢山の染色家の方々もいらしていて
質問も途切れることなく続きました。
私は染めは知識がないのですが
一緒に参加した友人は
機織り、草木染めをしますので
真剣にメモをとり
聞き入っていました。
素人の私にもわかりやすく
お話してくださいました。
染めの歴史からスタートして
染色方法
紫根染めの難しさ
カラフルに染められたストール
ブラックライトにあてると
なんと
光ります
とにかく1時間半があっという間
とても濃厚で
深い貴重なお話を
沢山伺うことができました
友人は、終了後に
出雲根紫の船木清氏に
真剣にお話しを伺っていました。
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主催者の皆さん
本当にありがとうございましたm(_ _ )m
つづく
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