こんにちは、kanaです
今日は、小学校入学からの
「わたしのこと。その2」になります。
お付き合い頂けるとうれしいです
男の子みたいだった私ですが、小学生になると同時に髪を伸ばしはじめます。友達にお人形さんみたいにかわいい子がいて、ちょっと近づきたかったのかも(その彼女は今、日本料理屋のおかみさんになっています)。習い事も始めました「バレエ」です。トウシューズ履いて踊るあれです
母は、お琴を習わせようと思って先生にもお願いしていたそうです。しかし、お琴の見学に行った日に二階でバレエ教室をしているのを発見した私は・・・バレエを習わせてくれるまで押入れから出ない!!!」とストライキして、母が根負けしたとのこと(お琴習っておけばよかったな)。
あとは習字教室に行くとそこのおじいちゃんが一緒に卓球してくれるので、それ目当てで卓球…でなく習字もですね、習ってましたよ。
そういえば七五三のアルバムが姉のしかなく、少し大きくなったころ母に聞いてみたら「お姉ちゃんが写真館でものすごくいやがったから、あなたもそうかなと思ってスナップ写真だけにしたの。」とのことで、しばらくこのことを根に持っていました。
このポーズよ
とはいえ、毎年お正月には母に着付けをしてもらって家族そろって神社にお参りし、おみくじひいて、破魔矢を頂いて。きものと家族の幸せな思い出はわたしの中でいまもリンクしています。
母の美容室も順調で、ある日お客様から婚礼の仕事を頼まれます。母は「だいじょうぶです。おまかせください」と引き受けておいて、すぐさま婚礼のお支度で信頼できる先生のところへ行き、
「お礼はお支払いしますので、婚礼の支度をどうぞ教えて下さい!!!!」
と頼みこんで、結婚式の日まで猛勉強して無事に初めての婚礼のお支度を終えたのです
花嫁化粧にかつら、白無垢や色打掛へのお色直しなど、花嫁さんのお支度は失敗のゆるされない大切なお仕事です。恐るべき母の度胸!経験もないのに・・・?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、だれでも初めての瞬間はありますよね。母は勇気を出して決断、努力して結果を出しています。その勇気の第一歩のおかげで、それから婚礼の仕事も徐々に頼まれるようになり、私も時々花嫁化粧の講習会にモデルとしてかりだされたり。
「お肌つるっつるね~」と、美容師さんたちにちやほやされたりそうして、いつのまにやらわたしも中学生になっていました。
つづく