明日6月25日より老舗浴衣メーカー三勝(さんかつ)さんの商品を展示発表する『三勝ゆかた展』をきものこすぎ店内にて開催です。
今年2020年の傾向として生地から選び採寸をしてオーダーメイドで仕上げる浴衣が人気となっています。お選び頂いてから約2週間ほどかかりますが絹の着物に比べて低価格でマイサイズの着物(浴衣)を体験出来ることも人気の理由の一つです。
オーダーメイド浴衣のメリットは2つあります。
○ 着姿が綺麗になる
着物の長さ(身丈)、手の長さ(裄)やウエストまわり(身幅)にダブつきが少なくなりスッキリとして着姿になります。特に暑い日に着る浴衣はそのダブつきが見た目の「暑苦しさ」に写ったりもします。涼やかな着姿を演出出来るのはオーダーメイド浴衣の特徴です。
○ 着崩れしにくい
サイズピッタリの浴衣は着崩れが起こりづらいです。身体の動きに浴衣が添うことがその理由です。私も毎日、朝から晩までオーダー着物を着ていますが着崩れを直すことは1日のうちでも1、2回あるか無いかです。(10年近い着物の着用歴ですので立ち振舞が着物向きになっているかもしれませんが)
オーダーメイドの話とはズレますが浴衣のデメリットと対処方法もお話しておきます。
× 基本暑い
涼しげに見えますが浴衣は基本的に暑いです。浴衣の素材は綿100%が多いのですが綿の性質として吸水性は良いのですが乾きづらいです。一度汗で濡れてしまうとベタベタとした感じになり身体にまとわりつきます。その為の対処法として素肌に直接浴衣を着ないことをオススメします。浴衣の下に必ず夏用の高機能インナーを着てください。汗を吸い取り、乾きが早いので不快感からくる暑さが軽減します。
ちなみに私が愛用しているのはこちら。浴衣の衿からインナーが出てこないようにVネックで、色は表に透けづらいグレー、脇汗も受け止める半袖タイプです。
私はステテコも必ず着ています。足も汗をかくので汗で濡れてくると浴衣が足にまとわりつきます。足の汗をステテコが吸い取ってくれるので足さばきが格段に良いです。
暑さ対策のもう一つとして浴衣を選ぶ時に生地が「しじら織り」や「綿紅梅(めんこうばい)」のものを選んだり素材に「麻」が含まれたものを選ぶこともおすすめです。生地の織り方や素材が変わるだけで暑さは随分違います。こちらはお店にてスタッフへ直接お聞きください。実際に生地をご覧いただきながらご確認ください。
女性のインナーについても透けの防止効果もありますので高機能インナーの着用をおすすめします。オススメ品に関しては当店女性スタッフまでお問い合わせ下さい。
×着るのが大変
そのとおりです。浴衣の着付けは簡単ではないです。これはゴルフのスイングや野球のバッティング同様練習を重ねて覚えるしかないです。「浴衣・着方・初心者」のキーワードでネット検索をすると沢山の解説や動画が出てきますのでまずはそちらを参考にどうぞ。30分で着ることを最初の目標にしてみて下さい。短時間で着られるようになると夏のお出掛けに浴衣を選べるシーンが格段に増えます。
動画だけでもある程度は着られるようになると思いますが体型や手持ちの浴衣サイズによって着方のポイントが変わってきますので一度は実際に教室等で先生から直に習うことをオススメします。
きものこすぎでも7月中旬から90分程度で着方がわかる「浴衣の着方教室」の開催を企画検討中です。開催が決まりましたらお知らせ致します。是非ご利用ください。
きものこすぎでは7月8月に浴衣で楽しめるオリジナルイベントを企画しております。線香花火やバーベキューなどを浴衣を着て是非一緒に楽しみましょう。少人数のご予約にて開催します。ご参加をお待ちしております。
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