敷居を低くしたいと思い続けてきた。
気軽に着物屋に足を運んでもらうにはどうしたら良いかを考えてきた。毎日着物を着続けたり。着物の着方や素材を変えてみたり。着物姿で色んな事に挑戦してみたり。7年続けてきてたどり着いたひとつの答えは
「高い敷居も悪くない」
ってこと。
個人商店は着物に限らずどんな業種でも入りづらい。怖さを上回る好奇心に気持ちを押されて着物屋のドアを開いた着物ファン。
そのレベル(敷居)を越えられた人達だから共感出来るものがある。簡単じゃない。誰にでも到達出来る訳じゃない。
だからこそ楽しい世界がある。
今日初めてきものこすぎで出会った着物ファンのお二人。そのとても楽しそうな笑顔を見ていてそんな事を考えた。