男着物ファンが熊谷に続々集まっています | 着物屋さんの中の人

着物屋さんの中の人

埼玉県熊谷市にて今年で創業17年になる着物屋の店主です
毎日着物を着て店頭や街中をウロウロしております

「日本全国 きものの日」に沢山ご来場誠に有り難うございました。今回のイベントも新規の男性着物ファンのご相談がとても多かったです。

 

 

今まで普段に着物は着ていたけど披露宴に着物で出席したいので紋付きの着物を着てみたいお客様。ご夫婦で一緒に着物を楽しみたいお客様。男着物サークルを立ち上げたて着物を用意したので履物や巾着を探しに来られたお客様。

 

 

インターネットでの「男きもの 埼玉」の検索から地元の熊谷市以外からのご来店が多いのも最近の特徴です。

 

 

 

 

着物に関心があっても地元に着物屋さんが無い。着物屋さんがあっても男着物は扱っていない。気軽に購入が出来るネットショップでも実際自分自身のサイズがどれに当てはまるのか分からない。今の季節に着られる着物はどれなのか分からない。ネット動画で着付は出来たがこのスタイルで外に出ても恥ずかしくないか不安。

 

 

男性が着物に関心を持っても実際に着物を着て外に出掛けるのには幾多の困難と不安を乗り越えなければいけないのが現状です。一人で出来ることには限界があります。サイズ感や素材感、コーディネート、最低限のルールなど。その限界を感じて男着物の相談が出来る場所を多くの方が求めているように感じます。

 

 

求め続けネットで調べ、埼玉熊谷に「きものこすぎ」という男着物を扱っているお店があることが分かったとしても、その情報が本当かどうかは自身の目で確かめる他ありません。それは怖いことです。知らない世界に足を踏み入れるのわけですから。

 

 

 

 

私は思います。

 

 

「きものこすぎ」の入口の扉を開く男着物ファンのその「勇気と情熱」に報いたいと。時間とお金(交通費)も掛けて踏み込んだその先にあるものが「やっぱり来て良かった」「自分の判断は間違ってなかった」と思ってもらいたいです。

 

 

6年以上、何十着の各素材、各産地の着物を着続けたことで「きものこすぎ」は体験にもとずいた「着物それぞれの着心地やメンテナンス性」のお話が出来ます。男着物の良いところ、悪いところ。何が必要で何が無駄かを全てお話します。

 

 

 

 

ある男性着物ファンの言葉です。

 

着物を着ることで気持ちが変わるんですよね。洋服で見ていた景色が着物姿だと違って見える。日常を非日常にしてくれるアイテム。それが私にとっての「着物」なんです。

 

 

 

 

来年のお正月に着物で初詣に出掛けませんか。ご自身のペースで着物を楽しんでみませんか。ご予算やライフスタイルに合わせて木綿着物から正絹の着物、紋付き、袴までご相談を喜んで承ります。