痛い病気って経験された事がありますでしょうか?
命に別状のない病気の内で、こいつは特に痛いぞ〜と言われている病気を、この度遂に3つ目の制覇をしてしまいました(。•́ - •̀。)
4日ほど前の事です。
何やら右足の親指の付け根辺りが痛くて歩きにくいな〜と思っていました。
次の日、痛みが増して、その痛さを感じるエリアも広がって来たので湿布して寝ました。
そのまた翌日、更に悪化し、歩行困難な激痛でヨチヨチとしか歩けない状態になってしまいました。
骨折とか覚えがないし…(・・?)
いや、これは骨折よりかなり痛いぞ、と。
まさか、あれかな?
可能性はかなりあると言うより、身に覚えがあるな。
医者に行ってはっきりしました。
案の定、痛風、ですわ_| ̄|○
以前から自分の食生活が酷く偏っている事を案じてはいました。
アルコールは一切やらないのですが、何しろ外食ばかりですし、油っこい物を毎日毎日大量に摂取する状態が長い間続いているのですから、尿酸値がものすごい事になってるだろうなと思っていました。
痛風というのは風に当たっても痛いから痛風というらしいですが、どういう風に痛いかと言うと、よく言われているのが、
ぶっとい釘を踏み抜いたような痛さ‼
ですね。
でも、実際には確かに痛いですけど、そんな釘踏み抜いたらこの程度の痛さじゃすまんと思いますが。
それでも、カーペットとかを畳の部屋に固定するピンを根元までブツッと踏み抜いた位の痛さはありますね(>_<。)
まずは食事療法で、これから当分はおかずは肉、魚抜きです。
油っ気をしばらく絶とうと思っています。
野菜、海藻、豆腐なんかを中心に食べる事になるんだろうな。
それはそれで苦痛ではないですね。
全部好きだし。
体質改善は前からやってみたかったのでちょうどいいかと前向きに考えています。
その事が前に2度も経験した凄まじい地獄への対策にもなりそうです。
その地獄とは、尿管結石です。
何年も前ですが、ある日の朝、たまたま休みだったのですが、急に腰の辺りが突然呼吸困難になるほど痛み始めました。
こりゃあ、遂にギックリ腰やらかしたかな、と最初思いました。
そこでベッドに仰向けに寝っ転がっていたところ、何だか腰と言うより内蔵の方から痛みが発生しているような感じがし始めました。
もしかして、盲腸炎ではないのか?…と思い、マックバーニー点を押してみることにしました。
マックバーニー点とはへそと足の付け根を結ぶ直線の下から3分の1辺りの事で、ここを押してパッと離すと盲腸炎の場合、激しいリバウンドが起こります。
痛てえんだろうな、と、恐恐押してみましたが、全体が痛すぎて何やようわからんという感じでした。
一人で歩けないので、親父に付き添われて近所の病院ヘ歩きましたが、その病院でいきなり泌尿器科ヘ回されて(。・ω・)?あれ?と思ったら尿管結石だったのです。
痛さではこれがチャンピオンでしょうね。
要は体内で石ができて、尿管に引っ掛かって激痛を生む訳ですが、それが大きい石だった場合、衝撃波で粉砕して小さくしたりします。
しかし、我が結石君は最初から衝撃波が当たらないような欠片のような小さいやつで、そのくせ痛い場所に引っ掛かっているのです。
これはもう、自然に排尿と共にお引き取りいただくのを待つよりありません。
その間、痛み止めの点滴を1回受けたのみで、後は飲み薬だけです。
座薬が1番効きますよと看護婦さんに言われたけれど、何が悲しゅうて仮にも女性にケツに薬など突っ込まれなきゃならんのだ、変態か⁉
と言って拒否しました。
そして、自宅ヘ帰ってそれから3日3晩とてつもない痛みにのたうち回りました。
勿論眠る事もロクにできやしません。
この痛み、何かに似ているなとその時ふと思いました。
そうだ、急所を蹴られた時の痛さにかなり似ているなと気が付きました。
あの痛さがそのまま腰の後の腎臓の位置にある感じです。
ただ、急所蹴られたんなら3分ほどで一応おさまりますが、この結石の時はそれと同等の痛みが3日3晩続いたのです。
そして4日目の朝、気がついたら痛みが消えていました。
まだフラフラしているんですけど、助かった〜と思いましたね。
その数年後、悪夢再び。
仕事が昼頃からなので朝風呂に入っていた時にまたあの痛さが蘇りました。
風呂でしたので、その場で水をガブ飲みし、結石君に少しでも早くお立ち退きいただくよう対処しました。
2度目ともなれば落ち着いたものです。
しかし今回は歩く事が無理だったので、生まれて初めて救急車のお世話になりました。
一刻を争うような病気と違うから、サイレン鳴らさずに来てくれと頼んだのに、決まりだからと言ってけたたましくサイレン鳴らして来るもんだから、近所に体裁悪いったらありゃしない。
もっと融通効かせろよって話です( ˘・з・)
今回は水のガブ飲みが良かったのか、次の日の朝には痛みは消えていました。
ただ、真っ直ぐ歩けないくらいフラフラで、それでも一人で病院まで行きました。
ところが病院から帰る時、クラゲかゾンビみたいにフラフラ歩いていたら、前からお年寄りが2人、スリッパ半分位の歩幅でちょこちょこと歩いて来るのが見えました。
一人はかなりの年配で、足を恐らく骨折されていて歩けない。
それを多分その人の娘さんらしき、こちらもかなりの年配の方が支えて病院ヘ向かっているようです。
それがまた、1m歩くのに1分位掛かるという凄い酷さで、支えている娘さんらしき人も疲れすぎて支えきれてないし、見てられなくなって手を貸すことにしました。
はっきり言ってボク自身も倒れそうな状態でしたが、この人達よりマシだと思って病院の受付まで連れて行きました。
おかげさんで物凄い疲れ方をしたのを覚えています(^_^;)
そして、もう一つこれも重症だった痛い病気があります。
これのせいで仕事を辞めざるを得なくなったのですが、椎間板ヘルニアです。
これも歩けなくなります。
背中から腰にかけて痺れるような痛さがあって、更に足が動かないのです。
ベッドからなかなか起き上がる事ができません。
トイレに行きたくなったら、一大決心をして、体をゆっくり左右に揺さぶり、激痛に耐えながら時間をかけて横向けに転がります。
そして、片足をゆっくりベッドの下へずらして行って、床に膝をつけます。
更にゆっくりもう片方の足の膝も床につけます。
腕で懸垂するように状態を起こし、物につかまりながら立ち上がって歩きます。
トイレ行くのに30分もかかるのです。
凄く痛いし面倒臭いし、もう、誰か代わりに行って来てくれよと言いたい気分です。
この状態が2ヶ月続きました。
このように、我ながら痛い話には事欠かない訳です(^_^;)
痛いと昔から言われているものは多いですね。
例えば出産。
鼻毛1本抜く痛さを1鼻毛だとしますと、出産の痛さは千鼻毛に相当するのだそうです。
まとめて千本の鼻毛を抜く痛さと同等だという…(^^;)
まぁ、そもそも千本も鼻毛が生えてるとは思えませんけど。
その出産の10倍痛い1万鼻毛だと言われているのが、今現在我が身を苛んでいる痛風らしいです。
更にそのまた10倍痛い10万鼻毛の病気が結石。
それプラス椎間板ヘルニアまで経験させられ、全く何の苦行なのやらと呆れます。
因みにボクは歯医者で抜歯する時も、大怪我して傷口を縫う時も顔色ひとつ変えないタイプなのです。
いや、神経がないのではなくて、きっちり痛いのですが、表面に出さない人です。
そのボクが本当に痛いと言うからには洒落にならない痛さだという事ですね。
どうか皆さんもお気をつけ下さい(^_^;)
ほな、さいなら(^^)/