自宅と職場の往復。

寄り道もせず…寄り道する気力もなく。

昔の自分は、こんな生活が日常になることを想像していただろうか。

 

こんな忙殺された日々を送るために、学生時代の自分は努力しようとしていたのか。

社会がこんなにも大きくて不条理で理不尽だということを知らないから頑張ることができたのかもしれない。

それでいい。

それでいい。

昔の自分が努力した先の未来がここにあるなら、それでいい。

 

『仕事があるだけありがたいじゃないか。』

目上の人に諭されて、自分を納得させる日々。

 

少しでもレールから外れると、少しでも社会のリズムから外れると、そんな社会で追い立てられるように日々が過ぎていく。

未来だけみて、夢だけみて、ただ走っている時が一番幸せなのかもしれない。

 

『思い描いていた未来に近づけていますか?』

そう問うてくる昔の自分がいる。

 

過去の自分に、どう伝える?

ごめん…

頑張ってはいるんだけどね…

 

思い悩むと、考えると、そちらの方向に引きずり込まれそうになる。

それを忘れたくて、また仕事に逃げる。

それさえしていれば、居場所があるようで。

考えることなく安心感を得られそうで。

あとは疲れきって、何も感じる必要がない。

そうして、今日の自分が終わっていく。