はじめましてからお茶まで、なんの問題もなくすんなりとコトは進み、不足する部分があったとしたら何故か男を感じないなーといったことくらい
私としても「まぁ…ありかな」くらいの気持ちで、彼を見ていました



お会計の段となり、彼がレジまで伝票をもって行く……と、ここまでは良かった

そう……ここまでは……
「〜円となります」
レジのお姉さんが合計金額を読み上げます。
ごそごそごそごそ………

しーーーーーーーーーーん……

黙りこくる「財布を握りしめる私」そして「彼を見つめるレジのお姉さん」
ごそごそごそごそ……
(ズタ袋の中の財布を探す音)

(ズタ袋の中の財布を探す音)………しーーーーーーーーーーーーん………



………しーーーーーーーーーーーーん…………
ああああぁぁぁぁむりぃぃーーーーーーー

なんということでしょう
✨✨✨

✨✨✨沈黙と間に耐えられず、千円札2枚を差し出す私


「ありがとうございましたぁ
」
」お姉さんの言葉を背に店を出る私🚶♂️
私の後ろを慌てて追いかけてくるひょろひょろ巨人兵の彼
「あのっ…あの…ここはボク…ボクが…」
と言いながら、小さな袋のようなものからお金を取り出しながらついてくる





チラッとその袋に目をやると……ん??

ん??





どどーーーーーーーーーん

くまのがっこう‼️ジャッキーですよねぇ





そもそもその可愛らしい巾着はなんですのん





ま、まさかそれは……あなたのお財布ですのんえ

40歳結婚歴無、独身男性のお財布が……
「くまのがっこうの巾着」ですとな⁉️






しかもまぁまぁ薄汚れていて、どうも使い込んでいらっしゃる……


「レジでもたつき女子に全て払わせる」
そんな失態も宇宙の彼方、チリとなって吹き飛ぶくらいのこの衝撃



おばちゃん、びっくりしたわ、ほんまーーー



そしてそんな動揺を抱えたまま、2人は夕食というクライマックスへと向かいます……
つづく。
