ネクタイ
もっとも正体がわからないものだが、もっともその人間の正体を表すものである。
正装と言われれば絶対に必要であるということの事実。
身に付けていて寒さ暑さを調節できるものでもないし
肉体をガードしてもくれない。
まぁ、深く考えることはない、どんな安物のネクタイでも締めていればフォーマルの部類に入り
ノーネクタイはカジュアルに属することになるということ。
そんなネクタイでもっとも目にするストライプ、レジメンタル柄
このレジメンタルはもともとは特定のグループのカラーで
16世紀の英国の連隊旗の柄から始まり、大学対抗戦で身に付ける今の柄に続いている。
この斜めに走っているストライプは何気に不思議で
線が斜めに走っている、ただそれだけで若さと動きを感じさせる。
この広重の絵も、もし雨が斜めでなかったら
人の躍動感や、雨の勢いもそんなには感じないだろう。
躍動感を印象付ける、このレジメンタルは営業職、きびきびしたスピード感が
求めれるポジションの人に似合う柄なんだ。
これもどうでも良いが、ストライプが左肩上がりは英国式で
逆は「リバース」と呼ばれアメリカ式である。