プロモデルのポーズ・腕・手の表情 | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

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度胸の女服・色気の男服、メンズモデル木村公一ブログ

モデルのポーズについて


私が撮影後に気になるのは、当たり前ですが全ての「表情」です。


「表情」は顔だけではなく、人物の身体すべてにあります。
そのすべての表情の総称が、ポーズではないかと思います。


そのポーズの中でも特に目立つ「表情」があります。


それは「腕」「手」なんです。



腕、手は思っている以上に表現をしています。


マイケルジャクソンが片手にピカピカ光る手袋をして
ステージで踊っていたのはそのためです。


基本的なモデルポージィングでは、腕の位置は体のラインに添わし隙間を作りません。
身体と腕の間にいらない空間が生まれると子供のように見えてしまうんです。


新人のころは意識をせずに、腕をそのまま体の横に置きがちですが
だらりとたらした腕は、これまた表情のない棒切れのように見えます。


「ひじを折る・手首を折る・指先を開いたり」アクセントをつけ、
腕をそのままの直線で見せないようにするだけで表情はガラリと変わります。


撮影は一度に何百枚のシャッターを切りますから、ポーズも単調になってきます。
そんなときは腕の形を変えるだけで、全体の印象がガラリとかわります。


そして安定感やパワーを表すポーズをするときは
腰に手を置いたり、ポケットに入れたりし、
もう片方の腕は少し曲げ、体の一部に触れるようにします。 


ひじや、手首の角度は体に対して内側を向くと女性的に、
外側に開けばダイナミックな男性の印象になります。


スティーブ・ジョブスも黒のタートルを着て
胸元にアイフォンを出し、手先の表情で素晴らしい
プレゼンテーションをしていましたね。


手は重要な無言のメッセージです。
そして、人は案外あなたの指先を見ています。

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