袖口についているボタンは基本が4つ。
本物のクラッシックスーツは
袖口から3つ目までは
本物のボタンホールがついている。
本物のボタンホールとは、
穴が開いていて
ボタンの開け閉めが出来ること。
これを本切羽、本開きと言う。
そして、一番奥の4個目の
ボタンホールは糸でかがり飾りだけにしておく。
西洋では上質なスーツやジャケットは
子供にプレゼントすることを
前提とされている。
もし子供が自分より手が長くなり
袖を出すことになっても
袖を出した後、一番奥の4個目のボタンを取り外し
袖口の1個のボタンとして代用する。
1個目のボタンが2個目にずれる、
そして一番奥のふさがっていた
ボタンホールのかがってあった
糸を外せば跡を消すことが出来る。
そして1個目のボタンホールの
穴を新たに開ければ
サイズの合った袖になる。
本当に良いものだけが
手を加えられ
次の世代に受け継がれる。
そのスタイルが変わらないために
手を加え変えていく。
![$.](https://stat.ameba.jp/user_images/20130813/11/kimkim888/b8/13/j/o0259019412645693933.jpg?caw=800)
これがクラッシック、
ベーシックな考え方
流行とは真逆のものなんです。