外見を変えて人生を変える!外見力UPコーチ木村公一です
スーツについているボタンは、実用的なものではあるが、アクセサリーとして解釈するべきです。
ボタンはギリシャ時代から装飾として用いられ、中世ヨーロッパの宮廷服には、フロントボタンだけで30個以上は取り付けられていた。
ヨーロッパのボタンの素材は、陶器、ガラス、紙粘土、真鍮、金、銀で胸元を飾るものとしてつけられていた。
しかし現在のスーツは、ダークな色が主流になりその外見的バランスをとるために、ボタンも次第に同色を取り入れるようになった。
しかし、長年モデルをしていて、もう一つのボタンの効果に気付いた。
それは、立っているときのスーツスタイルは、真ん中の一つボタンを留める。
なぜなら、ボタンを留めることによりウェスト周りをすっきりさせ、上着の前裾(まえすそ)のカットが、下半身のシルエットを整理し、脚を長く見せる効果だ。
どんな形のスーツのジャケットも、ウェストラインに近い位置にボタンがついているのはそのためなんです。
三つボタンのスーツは真ん中一つ掛け、二つボタンのスーツは上のボタンを留めることによりもっとも美しいシルエットを形成する。
要するに、身体の真ん中に、中心になるポイント、マークを表示するんです。
ここが身体の真ん中ですよ!と
だから、ボタンは一つ掛けにするべきなんです。
それがボタンのもう一つの役目なんです。
スマートスーツ、外見力とは
視覚効果を利用して、
相手に良い印象を、無言で伝えることです。