小林麻央さんの訃報を知り、ショックを受けたのは私よりも娘でした。
涙が止まりません。
34才の死は、あまりにも早すぎます。
ご家族のことを思うと、心が痛みます。
幼いお子さんふたり・・・
麻央さんの心残りは、如何ばかりかと思われます。
わずか1年の闘病。
短くても、辛く苦しい日々がブログに綴られていました。
そしてそこには、愛と感謝の心が綴られていました。
私に、勇気を与えてくれました。
私と同じ人がたくさんいるはずです。
そして、この訃報にショックを受けた人もたくさんいるでしょう。
話は変わりますが、
私には、麗禾(れいか)ちゃんと同い年の孫がいます。
今回の入院が5日間から10日間に延長になったとき、ミーアキャットみたいに顔をグッと挙げ、どんぐりまなこで「えっ、なんで〜〜❗」と怒ったように言ったそうです。
今回から投与されたカドサイラは、この病院では私が初めての患者になるようです。
2014年に認可された薬ですからこのような田舎では、症例が少ないのでしょう。
麻央さんと同じ乳ガンで、ステージも4!
リンパ腺、肺、肝臓に転移があり、悪性度も3と、最も悪い状態であるにも関わらず、告知から丸2年になりました。
今回の検査で、
おとなしかったはずのガン細胞が、活動を再開し、肝臓のガン細胞が直径約26㎜と、前回よりも大きくなっていました。
新薬で治まってくれることを願うばかりです。
ポジティブで呑気な私が、ここにきて初めて余命を意識しました。
娘が麻央さんの死に驚いて泣く姿を見て、遺された家族の思いに気付かされました。
娘はもし私が亡くなったら、たった一人で、4人の子供を育てないといけないんです。頼る親族もなく、たった一人で。
そう思ったら、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
初めて先生に「あと、どのくらい元気でいられるのでしょう?」と、尋ねました、
一瞬、口ごもった後に「どうしたの?」と聞かれ、事情をお話しすると「1年〜2年でどうこうはないでしょう。とりあえず、5年を目標に頑張りましょう‼️」といわれました。
とりあえず、5年を目標に子供達に何かを残してあげようと思います。
離婚、養育費、子供の発達障害と、数々の問題を抱えながらも、明るく力強く生きている娘。
そのうえ近い将来、くるであろう母親の介護。考えただけで、切なくなります。
愛する家族のために、何ができるのか❕
考える時間が必要ですね。
最後になりましたが、
小林麻央さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。