12月3日(土)は、ミニバスケットボールの県大会一日目がありました。
一日目は予選リンク、準々決勝があり、二日目は準決勝、決勝戦です。
孫のSちゃん(小6)が出場しました。
ここ数日の間、チーム内でのメンタル面を気にしておりましたが大きな波風は立たず、なんとか無事にこの日を迎えました。
この2~3か月の間、膝の疲労骨折から怪我の心配が多かった孫のSちゃんですが背番号が7番になりました。普通なら下がってしまったことにがっかりするところですが、「ラッキーセブンだぁ!」と言って大喜びです。以前から、この番号が「欲しい!欲しい!」と言い続けていたので、念願がかなって良かったです。
番号が下がったことを気にしないのも良かったですが、コーチから呼び出されて、「番号は関係ないから下がったことなんか気にするな。自分の仕事をしっかりやれ!お前がチームのキーマンだからな。」と言われたんだそうです。
頭から、???をいっぱいつけて帰ってきたSちゃん。
「ねぇ、キーマンって何?」
「えっ?どうして?」と聞くと、
「コーチに、お前はチームのキーマンだって言われたんだけど意味がぜんぜんわかんないし・・・・・・で、どういう意味?」
いい加減なことは言えないので、取り急ぎインターネットの辞書で調べて
「重要人物、中心人物ってことらしい・・・」と答えました。
「へぇ~~、そうなんだ。」って、まだ首を傾げて納得できてなさそう。わかってんのかなぁ?仕事?ってか役割?
「でも、やるべきことはやるから(きっぱり!)。私のポジションは1番だから私の仕事をすればいいんだね。」と言ったので、「そうそう、それでいいんだよ。」と言っておきました。私もバスケットのことはもちろん、チーム内でのSちゃんの役割についてはまるっきりわかりません。ポジションが1番と言われても何のことやら?・・・ですので、これもネットで検索してみました。
すると、
ポイントガードとは、ポジションの呼び名のこと。番号で呼ぶときは「1番」。
オフェンス時にドリブルでボールを敵陣に確実に運び、ディフェンスの布陣や味方の状況を広い視野を持って的確に把握し、味方の得点をアシストしたり、必要な時には自ら得点を取れるシュート力も要求される。試合の流れを読み、オフェンスのリズムを保つ、あるいは変えたりする、チームの「司令塔」的な役割を担う。その役割から「コート上のコーチ」とも呼ばれる。 ポイントガードのスタイルによりチームのスタイルが決まるといっても過言ではないほど大変に重要なポジションといえる。背の小さなポイントガードは通常リバウンドにあまり参加せず、リバウンドを取った選手からのアウトレットパスを受けやすい位置に動く。オフェンスからディフェンスへの切り替え時にはセーフティとなり敵の速攻を止めたり、遅らせたりする。 ちなみに、ポイントガードの「ポイント」とは、線路などの分岐点のポイントを意味する。上記の通り、「司令塔」役として、チームの方向性を決めるという重要な役割を言い現している。
と、書いてありました。また、別のサイトにも同様のことが・・・
ポイントガードとは、1番と呼ばれるポジションで、コート上の監督です。ほとんどの攻撃の起点になります。フロントコートへのボール運び・セットオフェンスのシステムの指示・フリーオフェンスの時の味方の動きの指示・試合運び等を任されるため、ドリブルやパスの技術、さらにコート全体を掌握できる視野と冷静な判断力が必要です。
また、常にセーフティー(相手の速攻を阻止又は遅らすためにとる位置取りのこと。だいたいセンターサークル付近)を気にかけておくことも重要です。そして、このポジションの一番の醍醐味はアシスト(味方にシュートを決めさせる事が出来るパス)です。
また、母親に言わせると
「背も低いしあまりシュートをしないからフォワードと比較すると目立たないけど、ボールを支配していることが多くて、味方にうまくパスしてちゃんとアシストができてるからでしょ。あの子がコートに入ると得点がどんどん入るけど、ベンチに下がると逆にどんどん点を入れられて勝ってた勝負にも負けてしまうんだもの。」
ということらしいので、キーマンという言葉がなんとなく頷けました。
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そして迎えた県大会の日です。
1回戦は、22 - 27 で勝ち、2回戦も、32 - 44 で勝ちました。
3回戦(準々決勝)に勝利すれば、ベスト4ですが相手は強豪です。その試合で負けてしまったので結果はベスト8です。
人数が少ないので、県大会に出場するのもやっとの我がチームですが、3年ぶりの出場で10年ぶりのベスト8入りですから、すっごく喜ばしいことなんですよ。3年前は3年生だったSちゃん、一回戦で敗退したものの県大会出場を経験させていただいてるんです。
私は県大会の会場に来て、初めて気が付いたのですが、県大会の常連と思われる他のチームを見るとユニフォームに「SHIMANE」の文字が入ってるんですよ。
つまり、県大会より上の中国大会や全国大会に出場するチームのユニフォームには「SHIMANE」の文字が刻まれているってことなんですね。
中学校や高校でバスケットボールで全国大会出場を目指しているSちゃんに「SHIMANE」の文字入りのユニフォームをぜひ着せてあげたいと思いました。
2回戦後半で、やっぱり膝を痛めてしまい、コーチにアイシングしてもらっていたSちゃん。応援席にいる母親には口パクで、「痛い!」と訴えていたので、その後の試合に出られないものと思っていました。
が、3回戦でコーチから「出られるか?」と聞かれて、「はい。」と言って出てきたときは、「大丈夫なの~~?」と声に出してしまいました。大差で負けてる試合でしたが、自分を頼りにされて出ないわけにはいかなかったようです。しっかり、自分に与えられたお仕事をしてたので、とっても誇らしくて、ウルウルしてしまいました。
夕ご飯は、家族みんなで応援に行ったので子供たちの大好きなお肉(特に活躍したSちゃんにはステーキ)でベスト8入りをお祝いしてあげました。
帰ってから、一日の試合を撮ったビデオを観ながら反省会。
コート全体を見渡して大きな声や身振りで味方に指示を出したり、ドリブルで一気にボールをゴール近くまで運んだり、味方にパスを出して見事にアシストしたり、チャンスとみたらシュートもしちゃうSちゃんを見て、本当に司令塔なんだぁ。大変なお仕事を任されてるんだぁ。と感心し、反省会と言いつつも、いちいち「わぁ~、すご~い、すご~い。かっこいい~~。」と、べた褒めしておりました。
ほんとうに婆馬鹿(ばばばか)で申し訳ありません。
孫自慢でした。