私は、血管が細くて血管を見つけにくいタイプです。

採血の際にも、ゴムで縛った後、何度もペチペチ叩かれたり

2度も3度も、注射針を刺し直しされたりします。 プンプン

 

血管注射の際に看護師さんが失敗されて、内出血したりすることも

若いころから、何度も経験しています。

 

昨年の6月に、腋窩リンパ節の組織を病理検査に回され

(病理検査では、ホルモン受容体の有無、

HER2タンパクの過剰発現など様々な項目を調べられます。)

その結果、ホルモン検査では陰性でしたが

HER2タンパクは陽性で、グレード3でした。 びっくり

 

CTなどのあらゆる検査の結果、全身に転移があり、

がん細胞の根絶は不可能と診断されています。 ショボーン

 

主治医と、話し合った結果、放射線治療はきっぱりと断り

定期的に化学療法の治療を受けることになったわけです。

 

 

当初は、3週間に1回でしたが現在は4週間ごとになっています。

毎回、「現状維持のため、この治療はしばらく続けます。」と言われますが

「いつまで続くんですか?」と聞くと、

「わかりません。検査しながら様子を見ます。」とのこと。

 

主治医の先生は、とても優しい方で信頼に値する人です。

私は、先生を信じて付いていきます。

先生が、移動したら(総合病院なのであり得る)

転勤先に、転院します。(笑)

 

治療は点滴で行われます。

 

病理検査の際に、左側のリンパ節から、

約1センチくらいの大きさのがん細胞を切除したので

左手には特別な痛みはないものの、浮腫があり

禁止事項として、採血、注射(点滴を含む)、血圧測定があげられています。

 

自分でも、重たいものを左手で持ってはいけない。

ハンドバックなども、右手に変更するように

と、注意されています。

 

 

定期的に、点滴をするために、

主治医は、CVポート埋め込みを提案されました。

私も、前述のことがあるので喜んでこの提案を受けました。

それは簡単な手術で、部分麻酔で先生とおしゃべりしながら

ポートの埋め込みが終了しました。

 

CVポートについては、わかりやすく説明しているサイトがありました。

 

以下の文章および画像は、「化学療法サポート」様のサイトより引用させていただきました。文章が長いので、一部省略したり、そのために文の繋がりが不自然になるため文字を移動させていただいているところもありますが、作者の意図とする内容に変更を加えてはいないつもりです。正確な情報をお知りになりたい方は、「化学療法サポート」様のサイトでご確認ください。

 


CVポートについて
CVポートは薬液(抗がん剤や高カロリー輸液)の注入を安全に行うために胸または腕の皮下に埋め込まれる小さな器具です。

 

 

 

CVポート(リザーバー)の埋め込む場所・位置

この器具に針を刺すことで薬液を毎回確実に投与することが可能となります。

 

 

 

 

CVポート(リザーバー)の構造

CVポートにはカテーテルと呼ばれる細い管がつながっており、その先端が血液の流れがもっとも豊富な心臓付近に留置されております。

 

 

中心静脈カテーテル先端の留置位置

これにより腕からの点滴、注射では血管に炎症が起こってしまうような刺激の強い薬液でも豊富な血流により薄められて流れていきますので、血管をいためることなく安全に投与がおこなえるようになります。

CVポートを皮下に埋め込む際には、簡単な手術が必要となりますが3cm程度の切開で留置することが可能です。また治療が終了すれば体からとりのぞくこともできます。

薬液の投与はヒューバー針と呼ばれる専用の針をCVポートに刺しておこないます。ヒューバー針は先端部分が特殊加工されておりポートを極力傷めないようになっております。

 

 

 

CVポートのヒューバー針と先端構造

ヒューバープラスは、誤って指を刺したりすることを予防する機能が備わった「ヒューバー針」です。抜いた針がむきだしにならないので従来のヒューバー針よりも安全に取り扱うことができます。


患者さんの疑問点~質問が多い点

Q:入浴などでの制限はありますか?
A:特にありません。

 

Q:日常での消毒やお手入れは必要ですか?
A:必要ありません。

 

Q:リュックは背負っても大丈夫ですか?
A:全胸部にポートがある際には、物理的に押しつけるような力は違和感や疼痛が生じることがあります。リュックなどは強く圧迫しないように気をつけてください。また、自動車のシートベルトで圧迫される事があります。その際はシートベルトと衣類の間にタオルなどで保護してください。

 

Q:空港の金属探知機でチェックされますか?
A:まずありません。万が一チェックされたら、CVポート挿入時に担当医から配布される患者記録カードを空港係官へお見せください。

 

 

私も、渡韓の際に心配していたことですが、

リュックを背負っても全然平気でしたし

患者記録カードもすぐに出せるように準備していましたが

空港の金属探知機も、なんの問題もなく通過できました。ニコニコ

 

 

ただ、最近になってポートに針を刺すときに

うまく入らないことが、2~3度続きました。 ガーン

理由は不明です。(看護師さんにも、聞きにくい)

 

通常の皮下注射は、針を打たれたときにチクッとします。

静脈注射は、うまく入ったときは同じくチクッとする程度です。

 

このCVポートへヒューバー針を刺されるときは

ズッギューン!という感じです。(これ、わかります?)

看護師さんが、「はい、針を刺しますよ。」と言われた瞬間

全身で身構える感じです。

 

 

1回で済めば良いのですが

3回目はさすがに、「つらいよぉ~~」と言いたくなります。 ショボーン

 

 

でも、看護師さんに「大丈夫ですか?」と聞かれたら

「はい、大丈夫です。」とやせ我慢してしまうのでした。 笑い泣き