ポッドキャストで学ぶ韓国語 “サランヘヨ・ハングンマル!” のメールマガジンに、韓国における震災への支援、メディアでの反応について詳しく書いてありましたので、ごく一部ですが引用したいと思います。
●続々と集まる韓国国民の心
今、韓国の国民は小さな子供からお年寄りまでが日本援助に動いています。昨日は1日で1万2681人が募金に参加し、約1億円にもなる13億3914万ウォンが集められました。
韓国で1日に1万人以上が募金列に並ぶのは異例のことで、通常はどんな災害でも募金開始から10日ほど経って1万人を超えるというのが普通だそうです。
実際、今現在、地方自治体、民間団体などがすでに申し出た募金額は、300億ウォン(約22億円)にも上ると推算されてます。
・『中央日報』の特集ページのリード文
「今韓国には、日本を気の毒に思う気持ちと応援があふれています。終戦後日本に対し、こんなに温かい感情があふれたことは初めてでしょう。ひとたび日本が惨憺たる災難にあったことを見るや、私たちは悟りました。
日本人は私たちの一番近い隣人だったということを!今や韓国国民は、日本の痛みをさらに傷つける人々を見ては怒り狂い、彼らを応援する心に対しては限りない拍手を送ります。天災で深く傷ついた彼らを助け、彼らに勇気を与えんとする韓国人たちが列をなしてます。ここに日本に送る韓国人たちの応援を集めてみました。『日本よ、力を出してください!』」
●韓流スターも次々に寄付を申請
昨日、ペ・ヨンジュンさんは、日本の内閣府傘下の団体に10億ウォン(約7300万円)を寄付しました。
「寒さが続く中で、避難場所はもちろん、飲み水も不足した状況で孤立する被災者たちがいると聞いて、ペ・ヨンジュンは非常に心配している。真っ先に必要な食料品や毛布などから支援してほしいとお願いした」ということです。
ソン・スンホンさんも昨日夜9時、救世軍の日本緊急募金口座に2億ウォン(約1450万円)を寄付。
救世軍側は「ソン・スンホンさんご本人が直接、募金額を振り込んでくるなど、自ら賛同しようとしていることで、日本の被害を心配する彼の誠意や気持ちがさらに伝わってきた」と感謝の言葉を述べたそうです。
昨日大阪で予定されていた「ホワイトデー・イベント」と明日リリースのシングルのプロモーション活動を中止したリュ・シウォンさんは、2億ウォン(約1450万円)を寄付することと、自らボランティア活動を行う意向を表明。「仙台公演の時に集まってくださったファンの顔が浮かび、とても胸が痛む」と話しているらしいです。
M9よりも高い日本人の市民意識という記事もあり、日本人が見せる「秩序」「忍耐」「他人への思いやり」などの精神に、尊敬と感嘆の声が上がり、温かい記事ばかりだそうです。
海外からのニュースを通して日本人であることを誇りに思います。