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僕の家は、電車をつかうよりも車を使った方が便利な場所にあります。
僕のジイちゃんの時代なら、
京都にいくにも町内の漁港から船で琵琶湖の対岸へ
そこから電車なり、車なり、でいくというほど、
まぁ早い話、駅まで遠いのです。
そんなわけで、頻繁に電車を使いだしたのは高校を卒業してからです。
駅から歩いた思い出といえば、京都にお勤めをしていた20代前半・・・
仕事を回すことに精一杯で、ほぼ毎日終電で帰宅する生活をしていました。
普段は駅まで原付なのですが、雨や雪が降ると車で送ってもらったりするわけです。
しかし、帰りとなると終電が過ぎた午前1時半から車を呼ぶのも申し訳ないし、
タクシーも少ない。
家に帰るには歩くしかなかったのです。
底の堅い安物の革靴でよ~~く歩いたもんです。
ノンストップで歩くと45分ほど、
しかし途中のコンビニで夜食と立ち読みの休憩をしていたので
だいたい1時間ほどかかっていました。
雪の残る静かな街を歩いて帰ることのなんと情けなかったことか、
「絶対にできる人になっちゃる!」と夜空の星に誓ったものです。
未だに「できない人」ですが・・・