数日前、失恋して嘆いている若者がいたので、アドバイスしてみた。

 

忘れよう。失った恋は戻って来ない。死んだ子の歳を数えていても仕方ない。

一晩泣いたら、明日からは、新しい人生を楽しもう。

辛い事、悲しい事は、今日のうちに瓶に詰めて脳内の地下室に格納しよう。

今は辛くて苦い記憶だろうが、きっとワインのように熟成して、甘酸っぱくて美しい青春の想い出になるから。

 

柄にもなく、チョッと格好つけすぎた(笑)。

 

 

 

数カ月前には、浪人が決まった受験生がいたので、アドバイスしてみた。

 

この悔しさを忘れるな。

今の悔しさを紙に書いて、部屋中に貼っておこう。

一晩落ち込んだら、明日からは勉強だ。

怠惰な心が芽生えたら、自分に言ってやろう。「また、あの悔しさを味わいたいのか?」

努力が報われるとは限らないが、それでも努力しよう。

努力しないで失敗すると、過去の自分を恨んで生きる事になる。

努力すれば、失敗しても、運の神様を恨めば良いだけだ。

 

「巨人の星」みたいな、昭和テイストそのものだった(笑)。

 

 

 

「若い」という字が「苦しい」と似ているのは、偶然ではないのかも。

若者には、色々乗り越えて、成長して欲しいものだ。